執筆者:水口貴博

エントリーシートで心がける30の書き方

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志望動機をスムーズにするのは、ボールペンによるマーキング。

志望動機をスムーズにするのは、ボールペンによるマーキング。 | エントリーシートで心がける30の書き方

企業の案内資料やウェブサイトは、志望動機の宝庫です。

志望動機に生かせるネタがたくさん詰まっていますから、志望動機を考えるうえでは欠かせません。

さて、ここでよくある失敗があります。

案内資料やウェブサイトを読んで確認するとき、大雑把な読み方になりがちです。

活字を目で追っているだけになり、きちんと頭に入ってこないのです。

そこでおすすめするのが、ボールペンによるマーキングです。

たとえば、企業の案内資料は、ボールペンでマーキングしながら読み進めましょう。

教科書を読むのと同じような感覚です。

重要なところには、線を引いたり印をつけたりして強調すれば、情報の強弱がはっきりします。

企業の資料を汚すのは申し訳ないと思う必要はありません。

資料は読まれるためにあります。

気になる点は、ボールペンでマーキングするほうが、企業にとっても嬉しいでしょう。

志望企業のウェブサイトを確認するなら、印刷しましょう。

紙で読むほうが目は疲れにくく、読みやすくなります。

紙による感触が加わることで、パソコンの画面より頭に入りやすくなるでしょう。

企業研究の結果を振り返る際も、マークがされていれば、復習がしやすくなります。

企業の特色が把握しやすくなり、志望動機を考えやすくなるのです。

エントリーシートで心がける書き方(27)
  • ボールペンでマーキングしながら、資料を読み進める。
応募書類の提出の早さは、意欲や熱意を間接的に伝える。

エントリーシートで心がける30の書き方

  1. エントリーシートとは。
  2. エントリーシートの扱いは、履歴書と同様に重視される。
  3. エントリーシートの作成は、意外に時間がかかる。
  4. エントリーシートを書きながら、自己分析をしない。
  5. まず大切なのは、エントリーシートを作成するときの心持ち。
  6. 聞かれたい質問は、エントリーシートに記載して、面接で質問されやすい状況を作る。
  7. 簡潔であることを、恐れない。
  8. 印象的な言葉にするとは、大げさな修飾語を使う意味ではない。
  9. 最初からしっかり仕上げる必要はない。
    最終的にしっかり仕上げればいい。
  10. 取っつきやすい印象は、選ばれやすさにつながる。
  11. エントリーシートは、手書きとパソコンのどちらで作成すべきか。
  12. 小さな字でたくさん書かれた文章は、第一印象が悪くなりやすい。
  13. 数行の文章だから、手間暇を減らすのではない。
    数行の文章だから、手間暇を増やす。
  14. 無地の欄に字を揃えて書くための意外な道具とは。
  15. パソコンで応募書類を作成する際は、フォントに注意。
  16. きれいな字で書こうと思うだけでは、きれいな字は書けない。
  17. 夜に書いたエントリーシートには要注意。
  18. 疲れや眠気を我慢して書いたところで、いい文章は書けないだろう。
  19. 心の状態は、そのまま文章にも表れる。
  20. 適度な休憩は、より良いエントリーシートを作成するコツ。
  21. きれいな文面でも、丸写しをしたとわかる内容では、相手の心を動かせない。
  22. 強烈な2大アイキャッチ効果は「手描きのイラスト」と「カラー」。
  23. 「何をしたか」より「なぜそれをしたのか」。
  24. 証明写真も、職種に応じて使い分けたほうが、選考で有利。
  25. 自己PRも志望動機も、嘘はいけない。
  26. 太字は、油性サインペンより筆ペンのほうが、きれいで上品に見える。
  27. 志望動機をスムーズにするのは、ボールペンによるマーキング。
  28. 応募書類の提出の早さは、意欲や熱意を間接的に伝える。
  29. あなたの書いた文章には、期待させる要素がありますか。
  30. 「以上」の一言を、礼儀正しい印象に変える工夫。

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