執筆者:水口貴博

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

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就職対策本の回答例を、そのまま使わない。

就職対策本の回答例を、そのまま使わない。 | 履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

「就職対策本と同じ回答をしているのに、なぜ不採用になるのだろうか」

当然です。

就職対策本と同じことを話せば、内定がもらえるわけではありません。

就職対策本と同じことを話しているから、不採用になるのです。

就職対策本に書かれている回答例は、あくまで参考例です。

応募者の個性や事情などは考慮せずに書かれています。

そのため、就職対策本の回答例をそのまま話すと、きれいな回答にはなりますが、的外れな回答になりやすい。

現実味や真実味が乏しく、うわべだけきれいな回答になるため、面接官の心を動かせないのです。

就職対策本の回答例を、そのまま使わないことです。

回答例は、あくまで参考であり、自分の言葉で言い換えることが必要です。

自分の体験を盛り込んで、オリジナリティーを出しましょう。

自分の言葉で説明して、自分らしい説明に仕上げましょう。

自分の言葉なら、回答例と大幅に異なってもかまいません。

自分の体験と言葉で話すとき、面接官の心を動かせるのです。

履歴書の志望動機で注意したい書き方(19)
  • 就職対策本の回答例は、そのまま使わず、自分の言葉で言い換える。
案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

  1. 志望動機は、告白。
  2. 自己PRと志望動機。
    より大切なのはどちらか。
  3. 企業のことを知らずして、志望動機は語れない。
  4. 志望動機は、業界より企業を軸にする。
  5. 志望動機は、企業をおだてることではない。
  6. 自己PRも志望動機も、文才は必要ない。
  7. 企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。
  8. 志望動機は、自己PRと関連していること。
  9. 憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。
  10. 悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。
  11. 同業他社の悪口や批判は、出さない。
  12. 事務職の志望動機は、どう書けばいいのか。
  13. 書いてはいけない4つの志望動機。
  14. 成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。
  15. 曖昧な志望動機は、100回叫んでも、心に響かない。
  16. 採用担当者の人柄の良さは、志望動機にできるか。
  17. 志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
  18. 独創性を出すキーワードは、実体験。
  19. 就職対策本の回答例を、そのまま使わない。
  20. 案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。
  21. 1文は、長くなればなるほど、わかりにくくなる。
  22. 使い回しをした志望動機は、すぐばれる。
  23. 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。
  24. 「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。
  25. 心を込めて書いた履歴書は、見る人の心も動かす。
  26. 志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。
  27. よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。
  28. わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。
  29. 志望動機の初心に返るときのキーワードとは。
  30. 好感が得られやすい志望動機の構成。

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