執筆者:水口貴博

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

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悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。

悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。 | 履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

志望動機の欄に、次のような書き方をしていませんか。

「給料が低いため、転職することにしました」

「職場の空気が悪くて、耐えられませんでした」

「嫌がらせをする上司がいたため、離職しました」

「労働基準法に違反する企業だったため、退職を決意しました」

本音であるのは、わかります。

込み入った事情や苦労などが実際にあるのでしょう。

しかし、自分に落ち度がなく、やむを得ない事情でも、本音を堂々と書きすぎるのはよくありません。

志望動機は、意欲や熱意を見せるだけでなく、明るく仕上げることも大切です。

悪い愚痴や批判は、内容が正しくても、やはり明るい印象を妨げます。

結果として、あなたの印象を下げてしまう場合があるのです。

志望動機の欄には、悪口や批判は書かず、建設的な内容に仕上げることが大切です。

「どれだけ仕事に意欲や熱意があるのか」「どれだけ売り上げに貢献できるのか」「なぜこの仕事をしたいのか」などです。

悪口や批判を書きたくても、履歴書では控えたほうが賢明です。

履歴書の志望動機には、意欲や熱意など、明るく建設的な内容だけ書けばいいのです。

履歴書の志望動機で注意したい書き方(10)
  • 志望動機には、悪口や批判は書かないようにする。
同業他社の悪口や批判は、出さない。

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

  1. 志望動機は、告白。
  2. 自己PRと志望動機。
    より大切なのはどちらか。
  3. 企業のことを知らずして、志望動機は語れない。
  4. 志望動機は、業界より企業を軸にする。
  5. 志望動機は、企業をおだてることではない。
  6. 自己PRも志望動機も、文才は必要ない。
  7. 企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。
  8. 志望動機は、自己PRと関連していること。
  9. 憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。
  10. 悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。
  11. 同業他社の悪口や批判は、出さない。
  12. 事務職の志望動機は、どう書けばいいのか。
  13. 書いてはいけない4つの志望動機。
  14. 成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。
  15. 曖昧な志望動機は、100回叫んでも、心に響かない。
  16. 採用担当者の人柄の良さは、志望動機にできるか。
  17. 志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
  18. 独創性を出すキーワードは、実体験。
  19. 就職対策本の回答例を、そのまま使わない。
  20. 案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。
  21. 1文は、長くなればなるほど、わかりにくくなる。
  22. 使い回しをした志望動機は、すぐばれる。
  23. 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。
  24. 「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。
  25. 心を込めて書いた履歴書は、見る人の心も動かす。
  26. 志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。
  27. よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。
  28. わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。
  29. 志望動機の初心に返るときのキーワードとは。
  30. 好感が得られやすい志望動機の構成。

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