公開日:2013年11月5日
執筆者:水口貴博

履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

  • 自己PRは、
    自己紹介の一種。
履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

自己PRは、自己紹介の一種。

あなたは自己PRと聞いて、どんな印象を受けますか。
「必死に自分をアピールしなければいけない」
「少しでも印象に残るようなアピールをしなければいけない」

どんな経験が、自己PRのネタとして使えるか。

「お寺で修行した経験は、自己PRに使えるか」
「山登りをした経験は、自己PRに使えるか」
「自転車旅行の経験は、自己PRに使えるか」

自己PRは、抽象的な言葉より、証明できる実績。

自己PRでは、自分の長所を説明します。
このとき、抽象的な言葉で説明しようとしていないでしょうか。
「社交性があります」「協調性があります」「パソコンが得意」などです。

1行目に結論。

エントリーシートや履歴書で必要なのは、自己PRと志望動機。
自己PRと志望動機は、わかりやすく書くことが求められます。
しかし、採用担当者は、書かれていることをすべて読んでくれるとは限りません。

キャッチフレーズのある自己PRは、心を動かす。

あなたの自己PRを振り返ってみてください。
履歴書や面接では、難しい言葉や表現は使わないのが鉄則です。
その代わり、平易な言葉を駆使して、表現を深めます。

なぜ、学んだ事実を伝えるだけでは、不十分なのか。

「大学では、○○を学びました」
自己PRや志望動機で、よく聞かれる一言です。
もちろん大学で学んだことは、本人の特徴の1つです。

皆勤賞は、強力なアピールになる。

皆勤賞とは、無遅刻・無欠席のときに受賞される賞です。
もし、皆勤賞の受賞歴があるなら、履歴書や面接でアピールできます。
皆勤賞は、高い評価を得やすい特徴があります。

自己PRは、量より質。

自己PRは、いくつ紹介すればいいのでしょうか。
自己PRをたくさん紹介したほうが、魅力を感じて、印象深くなると思うかもしれません。
たとえば、体力と語学力に自信があるなら、両方を紹介したくなるでしょう。

自己PRは、あくまで仕事に生かせるものであること。

自己PRとは、自分の強みや得意を紹介することです。
採用担当者も、応募者の自己PRを楽しみにしていることでしょう。
特にうまくできる能力があれば、存分にアピールすることが大切です。

自己PRに、高校時代や中学時代の話を出していいのか。

自己PRでは、アピールの1つとして、業績を紹介します。
立派な資格、リーダーの経験、表彰された実績など、誇りとなる話をすれば、面接官の印象にも残るはずです。
さて、業績を紹介したいと思えば、高校時代や中学時代に遡って話もしたい人もいるでしょう。

自己PRは、自慢なのか。

自己PRは、見方を変えれば、自慢のようです。
自分のよい面だけを、少し偉そうな態度で説明します。
「あれもできます。これもできます。今までこんな結果を出してきました」

「これなら誰にも負けない」という長所なら、1つでも十分。

「長所は、たくさんなければいけない」と思い込んでいませんか。
たしかに長所がたくさんあるのは素晴らしいのですが、その限りではありません。
もし「これなら誰にも負けない」という長所なら、1つでも十分です。

アルバイトの経験談は、目立ちにくい。

自己PRでは、学びにつながった経験談を通してアピールすることが大切です。
その経験談の1つとしてよく挙げられるのは、アルバイトです。
コンビニ、居酒屋、カフェ、レストラン、スーパーマーケット、ショップの販売員。

アルバイトに励んでいたことをアピールするときの注意点。

アルバイトに励んでいたことをアピールするときに注意したいことがあります。
次のような言葉を見聞きしたとき、率直にどう感じますか。
「学生時代は、アルバイト一色でした」

残念ながら、ビジネスにおいて「控えめ」は、長所にならない。

短所は、裏返せば、長所になります。
「頑固」は「こだわりが強い」と言い換えられます。
「人の話を聞かない性格」は「自主性の強い性格」と言い換えられます。

3年以上続けているなら、平凡なことでも、実績の1つ。

今まで自分の強みと言えば「実績」を軸に探すのではないでしょうか。
受賞・制作物・高得点などです。
もちろん実績もアピールの1つになりますが、別の視点から探すと、意外なアピールポイントを発見できる場合があります。

自信と謙虚の理想的なバランスは、4対1。

面接の自己PRでは、自信が大切です。
自信を持って発言すると、言葉に説得力が生まれます。
目を輝かせながら胸を張って「英語が得意です」と言えば、普通に話すよりアピールが強くなるでしょう。

大学時代に大きな結果を残せていないとき、自己PRはどう書くか。

「大学時代に大きな結果を残せていない」
立派な賞や活動実績などがあればいいのですが、特にない人もいるでしょう。
そんなときこそ、学業です。

なぜ自己PRに、格言を含めてはいけないのか。

格言とは、戒めや教訓などを、簡潔に表現した言葉です。
格言を使えば、言いたいことがわかりやすく伝わるメリットがあります。
また、立派な発言をしている印象も与えられ、説得力も強くなりそうな気がするでしょう。

目標やビジョンのある自己PRは、より印象深くなる。

自己PRでは、経験や技能などを中心に紹介します。
自分をアピールする場ですから、やはり経験や技能を強調させることで、相手に印象付けることができます。
さて、経験や技能の紹介もいいのですが「あること」を加えると、自己PRがより印象深くさせることができます。

「具体的になっているか」だけでなく「抽象的ではないか」でも、考えたい。

自己PRや志望動機は、具体的であることが大切です。
具体的であればあるほど、様子がはっきり想像しやすくなるため、説得力に変わります。
自己PRや志望動機は「具体的になっているか」という見方で確認することが大切です。

体験談の目安は、自己PR全体の3割程度。

自己PRでは、体験談を交えて話すことが大切です。
実際に体験したことは、強い説得力があり、印象的になります。
自分の強みや得意は、体験談を交えて話すのが、自己PRの定番です。

技能だけが自己PRではない。
こだわり・信念・哲学も、立派な自己PR。

自己PRといえば、多くの人が技能に注意を向けがちです。
語学を操る能力や、パソコンを使いこなせる技術などです。
技能は、実務に直結している場合が多いため、自己PRの絶好のネタになるでしょう。

自己PRの説得力を上げるポイントは、他者からの評価。

自己PRは、聞き方によっては、自己主張になりがちです。
「私は積極的です」「私は明るい性格です」などの自己PRばかりでは、うるさく感じないでしょうか。
もちろん話は理解できます。

描写できない自己PRは、印象にも残らない。

響きのいい言葉だけを並べるのでは、自己PRが伝わりません。
伝えるというのは、描写させるということです。
自己PRを聞いた面接官の頭に、イメージが浮かんでいるかどうかです。

説得力を上げるコツは、2面性。

得意や強みをアピールするのが、自己PR。
ただし、得意や強みだけ強調する表現には要注意です。
都合のいいところばかり伝えても、なかなか信用してもらえません。

応募書類に自分のブログのURLを記載し、アピールしてもよいのか。

アピールの1つとして、これまでの実績を見てもらいたい場合があります。
たとえば、デザイン関係の企業に就職したいとします。
絵や商品など、これまでの作品実績を見てもらうことで、能力のアピールになります。

自己PRや志望動機が、履歴書と口頭で異なるのは、許されるか。

就職活動で必要な自己PRと志望動機。
就職活動では、自己PRや志望動機が、履歴書と口頭で異なる状況が発生する場合があります。
たとえば、履歴書を企業に送った後に履歴書を見直すと、よりふさわしい内容が浮かぶことがあります。

自己PRは完成して終わりではない。
詳しく聞かれる準備もしておくこと。

面接では、自己PRをして終わりになることはありません。
自己PRの後は、その内容について詳しく聞かれるのが定番の流れです。
いわゆる、突っ込みです。

好感が得られやすい自己PRの基本構成。

自己PRの内容は、人それぞれです。
強みや得意は人それぞれですから、自由に表現していいでしょう。
注意点や重要なポイントさえ押さえておけば、構成に決まりはありません。

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