執筆者:水口貴博

60代がしておきたい30のこと

3

慎ましい生活をすれば、長生きできるとは限らない。

慎ましい生活をすれば、長生きできるとは限らない。 | 60代がしておきたい30のこと

あなたの周りに、定年退職後、慎ましい生活を送っている人はいませんか。

欲を出さず、家でじっとして、テレビや新聞ばかり読んでいる人たちです。

高齢であることを考え、無理がないよう、慎ましい生活を送っています。

周りに迷惑がかからないよう静かに生きるのも、悪くありません。

しかし、慎ましい生活をすれば長生きできるかというと、そうではありません。

現実として、慎ましい生活を送るほど、早く衰える場合が多く見られます。

人間の頭も体も、使わなければ、どんどん衰えてきます。

年齢を意識して行動を控えていれば、頭や体を鍛える機会が少なくなるため、衰えが加速します。

医療データによると「寝たきりの生活を3日間送ると、全身の筋肉の1パーセントが減少した」という報告があります。

長生きをするつもりで送る慎ましい生活が、かえって身を滅ぼす現実があります。

慎ましい生活をすれば、長生きできるとは限らないのです。

では、長生きするためにどうするのか。

やはり、活発な行動です。

定年退職後、手にした自由を存分に活用して、自由に生き生き行動している人は、元気な状態が長続きします。

もちろん無理をするのはいけませんが、適度な刺激は必要です。

旅行に行ったり、趣味を楽しんだり、スポーツを楽しんだりなどです。

少しくらい、体に負担がかかるくらいでいいのです。

「適度な負担を与える」という姿勢は大切です。

頭と体を鍛える機会になります。

家族の人から「やんちゃ」と呼ばれるくらいでいいのです。

そのくらい意欲を持って行動するから、頭も体も鍛えられます。

結果として、健康な状態が長続きしやすくなるのです。

60代がしておきたいこと(3)
  • やんちゃな生活を送る。
60代からは「新しい生きがい」が必要になる。

60代がしておきたい30のこと

  1. 定年退職後、第2の人生が始まる。
  2. 60代は意外に、頭も体も、よく動く。
  3. 慎ましい生活をすれば、長生きできるとは限らない。
  4. 60代からは「新しい生きがい」が必要になる。
  5. 我慢していたことを、思い出そう。
  6. 「やりたくない」と「興味がない」を、きちんと区別する。
  7. 興味が出ないのは、行動しないから。
    きっかけは、本屋にある。
  8. あなたの旅立ちを邪魔しているのは、名刺かもしれない。
  9. 明るい服装にすると、気持ちも明るくなり、行動力も出てくる。
  10. 60代からの平日は、王様気分を味わえる。
  11. 70代の足腰を決めるのは、60代の過ごし方。
  12. 自然と朝早くに目覚めてしまう。
    さて、どうするか。
  13. ウォーキングは、夫婦で楽しむのが一番。
  14. パートナーとの関係が、これからの本当の財産。
  15. 定年退職をすれば、今までの成功体験は、忘れたほうがいい。
  16. 60代こそ、旅行と登山のベストタイミング。
  17. 好きなこととはいえ、無謀なことは控える。
  18. 楽しんでいる姿を見せるのが、最高の子ども教育。
  19. 地元への愛情が出てきたとき、どうするか。
  20. 地域の人とのつながりは、幸せにもつながる。
  21. 積極的に、若い人に話しかけよう。
  22. 60代が若い人と接するときの方法。
  23. 孫の遊び相手も、立派な仕事。
  24. 60代に必要なのは「教える姿勢」より「教わる姿勢」。
  25. 古い話ばかりを繰り返していませんか。
  26. 60代からの起業もある。
  27. 健康と思っても、健康診断は必ず毎年受けること。
  28. 自分の生き方を、子どもに強要しない。
  29. 万が一のために家族と話しておきたい、2つの話題。
  30. 人生最大の親孝行とは。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION