執筆者:水口貴博

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

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夫が苦手なことは、妻がフォローする出番だ。

夫が苦手なことは、妻がフォローする出番だ。 | 妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

あらゆる人間には、必ず苦手とする分野があります。

力のある夫ですら、苦手とすることはあります。

夫の苦手な部分は「弱点」と考えるのではなく「個性」と考えるのが、うまく付き合うコツです。

苦手分野にたどたどしい夫にいら立つこともなく、むしろ愛らしく思えてきます。

さて、本題はここからです。

夫が苦手とする部分は、個性として考えるまではいいですが、では完全に放置すればいいのかというとそういうわけでもありません。

ほうっておけないこともあります。

たとえば、親しいご近所さんとのお付き合いの中、ささいな差し入れをいただくこともあるでしょう。

口下手な夫なら、もぞもぞして、お礼を言わないこともあるでしょう。

口下手なので、もぞもぞしたり、はっきり言わなかったりすることもあります。

「ありがとうございます」とはっきり伝わっていなければ「ありがとう」を言っていることにはなりません。

このままでは、社会的に人に失礼な態度を取ったりするかもしれません。

そういうときこそ、妻の出番です。

妻は、不完全な夫をフォローするのが役目です。

夫が口下手なら、夫のかけている部分を、妻が補えばいい。

夫の代わりに、妻がはっきりお礼を言えば、フォローができることでしょう。

もし、夫が時間にルーズならどうでしょうか。

妻がアラーム役を演じ、夫が遅刻しないように、電話をしたりメールをしたりなど、フォローできるはずです。

夫に苦手なことがあっても、うまく乗り越えていけます。

フォローが上手な妻に対して、夫も感謝するはずです。

もちろん逆もあります。

妻が苦手とすることは、夫に助けを求めればいい。

妻は、パソコンの知識が乏しくて、夫が詳しいなら、遠慮なく助けてもらえばいい。

これが「助け合う」という理想的な夫婦の形です。

大人になれば一人前になるはずですが、部分的には一人前になれないことがあります。

あなたも大人であり、一人前のはずですが、部分的にはまだまだ未熟だと感じる部分があるのではないでしょうか。

理想的な夫婦といえば「夫も妻も完璧」を想像しがちですがそうではない。

夫と妻とがフォローし合い、協力しながら生きていく姿こそ、理想的な夫婦像です。

夫も妻も、不完全でいいです。

苦手な部分もあっていい。

要は「助け合えるか」「フォローし合えるか」です。

夫が苦手な点を侮辱するのではなく、そういうときこそ、妻の出番です。

夫婦は、2人そろって一人前になるのです。

妻が心がけたい夫婦円満の心得(29)
  • 夫が苦手なことは、妻がフォローする。
夫婦の得手・不得手こそ、夫婦らしい個性や味になる。

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 夫にはどこか「甘えたい」という退行欲求がある。
  2. 夫の浮気の原因が、妻になっている場合がある。
  3. 普段とは何か違う夫から、健康状態が傾きつつあることに気づく。
  4. 夫の態度が急変したのは、単に会社でつらいことがあっただけかもしれない。
  5. 男性は、色っぽいものを見るから、欲情に駆られる。
  6. お風呂場には、夫婦の距離が深まる3つの機会がある。
  7. テレビを消せば、改善する。
  8. 夫の話を聞いてからのほうが、妻の話は聞いてもらいやすくなる。
  9. 「一致」も素晴らしいが「不一致」も素晴らしい。
  10. コミュニケーション手段は、多ければ多いほど、いい。
  11. 夫より、夫の親を大事にする。
  12. 夫を陰で支えている大勢の人に、嫉妬するのではなく、感謝する。
  13. 夫は妻の「お疲れさま」という言葉に癒される。
  14. 夫婦円満には、3つの余裕が必要だ。
  15. 女性は、自分の秘めたる才能に気づいていない。
  16. いくつになっても、一緒の布団で寝る。
  17. 夫の交友関係を制限するほうが、浮気に走りやすくなる。
  18. どんなに喧嘩をしても、寝る前までには仲直りをすること。
  19. 料理の腕を磨くと、夫婦の仲がよくなる。
  20. 子どもがいない時期こそ、料理教室に通うチャンスだ!
  21. 妻の指摘は、適度さが大切。
    度が過ぎると毒になる。
  22. 生理のときは、キス・抱擁・手をつなぐだけでもいい。
  23. 夫のプライドを傷つけることは、思っても言わないこと。
  24. 夫のやる気が出るような言葉を言うのが、妻の役目。
  25. 信用は、相手の期待に応えることで、得られるもの。
  26. 月経前症候群(PMS)の苦しみを理解している男性は、少ない。
  27. 妻の愚痴は、夫として気の利いた返事がしにくい。
  28. 夫が苦手とすることは「弱点」と考えるのではなく「個性」と考える。
  29. 夫が苦手なことは、妻がフォローする出番だ。
  30. 夫婦の得手・不得手こそ、夫婦らしい個性や味になる。

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