執筆者:水口貴博

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

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夫の交友関係を制限するほうが、浮気に走りやすくなる。

夫の交友関係を制限するほうが、浮気に走りやすくなる。 | 妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

妻が夫に対して心配することの1つに「浮気」があります。

結婚する前ならまだしも、結婚してから浮気は、笑い事では済まされません。

結婚する前なら大喧嘩をして、別れようと思えば別れられます。

傷がつくと言っても、心の傷くらいです。

しかし、結婚してからの浮気となると心の傷だけでは済みません。

「夫婦になります」という、実印を押した書類を役所に提出します。

夫婦としての法的な拘束力があります。

別れるとなると「バツイチ」という歴史が残り、子どもがいれば、別れた後でも養育費がかかることでしょう。

場合によっては、慰謝料を請求されるケースもあります。

心の傷だけではなく、社会的なダメージや金銭的なダメージが大きくなります。

結婚してからの浮気は、本当に甚大です。

そこで妻は、よくありがちな策を心がけようとします。

夫が絶対に浮気をしないように、交友関係を制限しようとします。

絶対に女性に近づかせないように、飲みに行くときも、女性がいるかどうかをしつこくチェック。

怪しい番号から連絡がかかってきていないか、夫の携帯電話をチェック。

週末に飲みに行くのも、できるかぎり控えるように命令します。

「女性に近づくチャンスを与えなければ、浮気のしようがあるまい」

妻は、そう思います。

しかし、これは逆効果です。

実は交友関係を制限するほうが、夫は浮気をします。

制限されて鎖に縛られたままでは、誰でも精神的な苦痛を感じます。

「結婚すれば、死ぬまで女性と話さえしてはいけないのか」と絶望的になります。

そうしたストレスのせいで、余計に浮気に走りやすくなります。

「禁じられた遊び」をするかのように。

あなたも「するな、やるな」と言われたことほど、したくなることはありませんか。

その気持ちは、夫も同じです。

夫の交友関係は、できるだけ自由にさせるほうがいい。

妻は「浮気はダメ。信じているから」と伝えるだけでいい。

良識のある夫なら、妻の気遣いをきちんとわかってくれるはずです。

これから長い夫婦生活をストレスなく共に歩んでいくためにも、交友関係は自由のほうがいいのです。

妻が心がけたい夫婦円満の心得(17)
  • 夫の交友関係を、解放させる。
どんなに喧嘩をしても、寝る前までには仲直りをすること。

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 夫にはどこか「甘えたい」という退行欲求がある。
  2. 夫の浮気の原因が、妻になっている場合がある。
  3. 普段とは何か違う夫から、健康状態が傾きつつあることに気づく。
  4. 夫の態度が急変したのは、単に会社でつらいことがあっただけかもしれない。
  5. 男性は、色っぽいものを見るから、欲情に駆られる。
  6. お風呂場には、夫婦の距離が深まる3つの機会がある。
  7. テレビを消せば、改善する。
  8. 夫の話を聞いてからのほうが、妻の話は聞いてもらいやすくなる。
  9. 「一致」も素晴らしいが「不一致」も素晴らしい。
  10. コミュニケーション手段は、多ければ多いほど、いい。
  11. 夫より、夫の親を大事にする。
  12. 夫を陰で支えている大勢の人に、嫉妬するのではなく、感謝する。
  13. 夫は妻の「お疲れさま」という言葉に癒される。
  14. 夫婦円満には、3つの余裕が必要だ。
  15. 女性は、自分の秘めたる才能に気づいていない。
  16. いくつになっても、一緒の布団で寝る。
  17. 夫の交友関係を制限するほうが、浮気に走りやすくなる。
  18. どんなに喧嘩をしても、寝る前までには仲直りをすること。
  19. 料理の腕を磨くと、夫婦の仲がよくなる。
  20. 子どもがいない時期こそ、料理教室に通うチャンスだ!
  21. 妻の指摘は、適度さが大切。
    度が過ぎると毒になる。
  22. 生理のときは、キス・抱擁・手をつなぐだけでもいい。
  23. 夫のプライドを傷つけることは、思っても言わないこと。
  24. 夫のやる気が出るような言葉を言うのが、妻の役目。
  25. 信用は、相手の期待に応えることで、得られるもの。
  26. 月経前症候群(PMS)の苦しみを理解している男性は、少ない。
  27. 妻の愚痴は、夫として気の利いた返事がしにくい。
  28. 夫が苦手とすることは「弱点」と考えるのではなく「個性」と考える。
  29. 夫が苦手なことは、妻がフォローする出番だ。
  30. 夫婦の得手・不得手こそ、夫婦らしい個性や味になる。

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