執筆者:水口貴博

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

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「一致」も素晴らしいが「不一致」も素晴らしい。

「一致」も素晴らしいが「不一致」も素晴らしい。 | 妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

話も合う。

趣味も合う。

価値観も合う。

1つの夫婦の理想的な形ですね。

これといった大きな問題もなく、さぞうまくいくことでしょう。

事実、カップルの多くは、価値観が似ているもの同士が大半です。

たしかに「一致」は素晴らしい。

しかし、素晴らしいと感じるものが「一致」だけとは限りません。

事実、世の中、似ている者同士の夫婦ばかりかというと、そうではありません。

夫婦で合わない点が多いにもかかわらず、うまくいっている夫婦も大勢います。

自分とは合わない部分があることも、素晴らしい夫婦の形です。

世の中では一般的に「合うからいい」と考える風潮にありますが「合わないからこそいい」と考えてみましょう。

そういう考え方を、あなたがもてるかどうかです。

パートナーと、趣味も考え方も価値観も違うというのは、実はチャンスです。

合わないパートナーから、さまざまなことを学べるはずです。

映画を一緒に見に行って、夫の感想と妻の感想が一致しなくてもいい。

どちらの感想も、お互いが受け入れることができれば「なるほどね」と思えば、豊かさは2倍になります。

趣味に違いがあってもいい。

夫は将棋であり、妻はテニスなら、それぞれが教え合えばいいでしょう。

夫と妻とで考え方が異なれば、お互いの視点が異なっているということです。

大きな考えの偏りを防ぎ、お互いの理解の促進に役立ちます。

旅行で行きたい場所も、夫と妻とで異なれば、両方いけばいい。

すべての不一致は、豊かさに変わります。

たしかに「一致」も素晴らしいが「不一致」も素晴らしいということです。

相手と自分とで趣味が異なれば、お互いがうまく教え合ったりして、刺激し合えばいい。

もちろんこれらは夫婦お互いの同意が前提です。

パートナーが嫌がることを無理に誘うのではなく「こういうのはどう?」と尋ねたり「一緒にしよう!」と軽く誘ったりしてみましょう。

大切なことは、あなたが相手と合わないことに対して、価値観を持つかどうかです。

「合わないから嫌だ」と思うのではなく「人生を2倍楽しんでやろう」という前向きに考えましょう。

お互いに乗り気になれば、きっとうまくいきます。

パートナーとたくさんの不一致が見つかれば、にやりとしましょう。

楽しみや喜びも、2倍に増えるということです。

今まで悩んでいた夫婦間の不一致が、180度変わり、喜びへと変わるのです。

妻が心がけたい夫婦円満の心得(9)
  • 「合わない」という不一致を、楽しむ。
コミュニケーション手段は、多ければ多いほど、いい。

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 夫にはどこか「甘えたい」という退行欲求がある。
  2. 夫の浮気の原因が、妻になっている場合がある。
  3. 普段とは何か違う夫から、健康状態が傾きつつあることに気づく。
  4. 夫の態度が急変したのは、単に会社でつらいことがあっただけかもしれない。
  5. 男性は、色っぽいものを見るから、欲情に駆られる。
  6. お風呂場には、夫婦の距離が深まる3つの機会がある。
  7. テレビを消せば、改善する。
  8. 夫の話を聞いてからのほうが、妻の話は聞いてもらいやすくなる。
  9. 「一致」も素晴らしいが「不一致」も素晴らしい。
  10. コミュニケーション手段は、多ければ多いほど、いい。
  11. 夫より、夫の親を大事にする。
  12. 夫を陰で支えている大勢の人に、嫉妬するのではなく、感謝する。
  13. 夫は妻の「お疲れさま」という言葉に癒される。
  14. 夫婦円満には、3つの余裕が必要だ。
  15. 女性は、自分の秘めたる才能に気づいていない。
  16. いくつになっても、一緒の布団で寝る。
  17. 夫の交友関係を制限するほうが、浮気に走りやすくなる。
  18. どんなに喧嘩をしても、寝る前までには仲直りをすること。
  19. 料理の腕を磨くと、夫婦の仲がよくなる。
  20. 子どもがいない時期こそ、料理教室に通うチャンスだ!
  21. 妻の指摘は、適度さが大切。
    度が過ぎると毒になる。
  22. 生理のときは、キス・抱擁・手をつなぐだけでもいい。
  23. 夫のプライドを傷つけることは、思っても言わないこと。
  24. 夫のやる気が出るような言葉を言うのが、妻の役目。
  25. 信用は、相手の期待に応えることで、得られるもの。
  26. 月経前症候群(PMS)の苦しみを理解している男性は、少ない。
  27. 妻の愚痴は、夫として気の利いた返事がしにくい。
  28. 夫が苦手とすることは「弱点」と考えるのではなく「個性」と考える。
  29. 夫が苦手なことは、妻がフォローする出番だ。
  30. 夫婦の得手・不得手こそ、夫婦らしい個性や味になる。

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