執筆者:水口貴博

成績が上がる30の勉強法

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疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。

疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。 | 成績が上がる30の勉強法

効果的な勉強法のために、少しでも隙間の時間を有効に活用することが大切です。

勉強する場所といえば、まず教室や机などを思い浮かべます。

しかし、私たちの生活の中では、意外な勉強場所があります。

「登下校の道」です。

社会人には「会社へ向かう電車の中」です。

学校へ向かう道は、ただとぼとぼ歩いているだけでは時間がもったいないものです。

目や両手足は忙しいので、教科書を持つ余裕はないでしょうが、肝心の耳は暇を持て余しています。

「耳で勉強する」という考えを持ってください。

暇をしている耳を使って、何か1つでも勉強をすれば、ほかの人より差をつけることができます。

たとえば、英語のリスニングです。

耳で勉強するリスニングなら、登下校の道はもちろんのこと、たとえ満員電車の中でも勉強ができます。

英語のリスニングだけでなく、国語や社会でも、必要な項目を自分の声で録音して、登下校中に聞けば、効果的な勉強になります。

勉強において、耳は見落としがちな感覚器官です。

勉強は、目だけでなく、耳でもできます。

私はよく、読書を耳でします。

本は読むものだという固定観念がありますが、聞いてインプットもできることも忘れないでください。

インターネットで本を朗読したファイルをダウンロードして、散歩をしながら聞いています。

勉強にもなるばかりではなく、運動不足の解消にもなりますから、まさに一石二鳥です。

読書をするときには、静かな場所や机が必要ですが、聞くだけなら場所を問わず、どこでも読書できる画期的な方法です。

ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンやヘッドホンを使えば、周囲の雑音も緩和されます。

耳で勉強して感じるのは「疲れにくい」ということです。

目で読書を1時間もすれば、多少なりとも疲れを感じますが、耳で朗読音声を聞く分にはほとんど疲れを感じません。

耳は目に比べ、疲れにくい器官です。

音声を流しておくだけで勝手に読み上げてくれますから、聞いているだけでOKです。

勉強時間、勉強量が大幅に増えているにもかかわらず、勉強による疲れをほとんど感じない勉強法です。

この勉強法を取り入れるだけで、勉強量、勉強時間ともに飛躍的に向上します。

成績が上がる勉強法(27)
  • 耳による勉強法を取り入れる。
「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。

成績が上がる30の勉強法

  1. 「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
  2. アウトプットは、インプットが大前提。
  3. まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
  4. どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
  5. 勉強には、王道の5段階がある。
  6. 歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
  7. 100点を目指さない。
    90点も取れれば十二分。
  8. 基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
  9. 勉強は、夜より、朝する。
  10. 本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
  11. ノートオタクにならないこと。
  12. 勉強に、生理現象の我慢は禁物。
  13. 効果的な勉強に「音読」は当たり前。
    勉強の達人は「立って音読」をする。
  14. トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
  15. 区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
  16. 試験日は、最初に決めてしまう。
  17. 勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
  18. 予習より、復習に力を入れよう。
  19. 重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
  20. 質を求めた勉強は失敗する。
    スピードのある勉強が成功する。
  21. 復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
  22. 睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
  23. 勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
  24. ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
  25. テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
  26. 必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
  27. 疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
  28. 「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
  29. 音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
  30. 合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

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