公開日:2022年12月3日
執筆者:水口貴博

仕事のトラブルを避ける30の方法

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立ち入り禁止エリアには、何が何でも立ち入らない。

立ち入り禁止エリアには、何が何でも立ち入らない。 | 仕事のトラブルを避ける30の方法

山や海に遊びに出かけると「立ち入り禁止エリア」を見かけることがあります。

スキー場の滑走禁止エリア、登山道の進入禁止エリア、海水浴場の遊泳禁止エリア。

立ち入り禁止の看板が立っていたりテープが張ってあったりするのが、定番の光景です。

身近なところでは、ため池や工事現場で見かけることがあるのでしょう。

言うまでもないことですが、立ち入り禁止エリアには、立ち入らないようにしてください。

「できるだけ立ち入らない」ではありません。

「何が何でも立ち入らない」というレベルで強く意識して、堅く心に誓うことが大切です。

立ち入り禁止エリアは、適当に設けられているわけではありません。

必ず「禁止にしなければいけない理由」があり、それだけのリスクがあります。

禁止の理由がわからなくても、看板の禁止指示には素直に従うことです。

安易な気持ちで立ち入り禁止エリアに侵入したことで、重大事故につながったニュースが後を絶ちません。

スキー場の滑走禁止エリアで滑っていたことによる転落事故。

登山道の進入禁止エリアを歩いたことによる遭難事故。

海水浴場の遊泳禁止エリアで遊んでいたことによる水難事故。

あなたもニュースで何度も見聞きしたことがあるはずです。

残念なことに、命を落としたケースも少なくありません。

立ち入り禁止エリアに入るということは、命を落とすリスクがあるということです。

何かあれば、笑って済む問題ではなくなります。

助けに行った人まで命を落とすというケースすらあります。

命に関わることと思えば、いかにハイリスクであるか実感できるでしょう。

仮に命が助かったとしても、大けがをして、一生の後悔を背負うことになる可能性があります。

立ち入りが禁止されていると、逆に入りたくなるかもしれませんが、言語道断です。

禁止されると、逆にその行為への欲求や関心が高まる現象のことを、心理学で「カリギュラ効果」と呼びます。

私たち人間には理性があります。

カリギュラ効果によって禁止に対する欲求や衝動が湧いても、理性の力でぐっと抑え、正しい行動を心がけてください。

一緒遊ぶ友人がいて「ちょっとくらい大丈夫だよ」とそそのかしてきても、きちんと断ってください。

「臆病者だね」「怖いの?」とばかにされたとしても、勇気を出してしっかり断ること。

その場の雰囲気に流されそうになりますが、命に関わることを思い出して、断固として断るのが正解です。

もちろん友人が行こうとしているなら、全力で引き止めましょう。

遊びであれ興味本位であれ、立ち入り禁止エリアには、絶対立ち入ってはいけないのです。

仕事のトラブルを避ける方法(30)
  • 立ち入り禁止エリアには、絶対立ち入らない。
まとめ

仕事のトラブルを避ける30の方法

  1. つまらない仕事は、ダッシュでやると、楽しくなる。
  2. 悪い報告をするとき、言い訳から始めていませんか。
  3. 仕事は「処理のスピード」より「着手のスピード」を上げる。
  4. 「できるだけ早く返信する」と思うから、遅くなる。
    「24時間以内に返信する」と思えば、早くなる。
  5. 問題解決は、紙に書き出すことから始まる。
  6. 報告や連絡が大切とはいえ、長々するのはNG。
  7. 目上の人に「はっきりおっしゃってください」と言ってはいけない。
  8. 好き嫌いはあっていい。
    好き嫌いを顔に出すのがいけない。
  9. 結果が出るまでに時間がかかるときは、中間報告が欠かせない。
  10. 仮押さえをするときは、期限を設定しておこう。
  11. 相手から返信がないのは、自分がボールを持っているせいではないか。
  12. 昼食後の2時間は、頭がスムーズに回らない時間帯。
  13. おなかがすいていないなら、お店を決める前に伝えておくのがいい。
  14. 成功者の成功を聞いて、悪口を言うことほどかっこ悪いことはない。
  15. 「お待たせしました」は、後から来る人のマナー。
  16. 最初からやり直しが必要なことは、ぶつぶつ文句を言わない。
    さっと取りかかるのがベスト。
  17. ウェブカメラの切り忘れは、本当に怖い。
  18. 考えすぎて行動できない人の解決方法とは。
  19. ペンを借りることがあれば、自分にイエローカードを出す。
  20. 質疑応答で一度に複数質問するのはマナー違反。
  21. 質問を質問で返すのは、要注意。
  22. 最初にくだらないアイデアを出すのが、リーダーの仕事。
  23. 上司や取引先の「いいですよ」を真に受けてはいけない。
  24. 相手の身だしなみを見たとき、見落としていると思われるところがあれば、早めに指摘する。
  25. 香水をつけるのは、取り扱う自信がある場合のみ。
    自信がなければ、つけない。
  26. 会議のネガティブな空気を、自席に持ってこない。
  27. 「仕事のストレスはプライベートで解消」という考えにとらわれていないか。
  28. コピーを始めるとき、忘れがちなファーストステップとは。
  29. 「野菜を食べたほうがいい」という一言には要注意。
  30. 立ち入り禁止エリアには、何が何でも立ち入らない。

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