執筆者:水口貴博

チャレンジ精神を養う30の方法

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協調性のない性格は悪いことではない。個人プレーで本領を発揮すればいい。

協調性のない性格は悪いことではない。個人プレーで本領を発揮すればいい。 | チャレンジ精神を養う30の方法

協調性がなくて悩んでいる人がいます。

周りに合わせて行動するのが苦手という人は少なくありません。

協調性がないと、なかなか周りに溶け込めず、人付き合いにつまずくことがあります。

いつの間にか人に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

チームプレーが苦手で、いつの間にかひんしゅくを買うこともあるはずです。

自分本位で行動することが多くなってしまい「自分勝手な人」と批判されることも多いでしょう。

ビジネスではチームワークを必要とすることが多いため、協調性の欠如はマイナス要因として働く傾向があります。

しかし、何でも周りに合わせればいいものでもありません。

周りに合わせていると、周りに流されてしまいます。

そもそも生まれつきの性格は、そう簡単に直るものでもありません。

変えようと思ってすぐ変えられるなら誰も苦労しません。

ここで大切なのは「直す」ではなく「生かす」という考え方です。

協調性がないなら「土俵」を変える

わざわざ協調性のない性格を直す必要はありません。

協調性のない性格を直したら、貴重な個性まで失われてしまいます。

協調性がないなら「土俵」を変えてください。

個人プレーで勝負すればいいのです。

世の中には個人プレーでできる仕事がたくさんあります。

限りなく人付き合いが少なく、最低限のコミュニケーションで済む仕事があります。

個人プレーができる土俵であれば、自分本位で働け、周りに迷惑をかけることもありません。

素のままで仕事ができるので、ストレスフリーです。

なにより思いきり本領を発揮できます。

協調性がない人は、見方を変えれば「個人プレーの才能がある」と言えます。

「土俵を変えていいの?」と思いますが、もちろんです。

私たちには職業選択の自由が保障されていて、もちろん退職・転職の権利もあります。

協調性のない性格は悪いことではありません。

悪く映るなら、悪く映るような環境にいるだけです。

「チームプレーの環境」から「個人プレーの環境」に土俵を移せば、本領を発揮するでしょう。

類いまれな才能を発揮できる可能性もゼロではないのです。

チャレンジ精神を養う方法(21)
  • 協調性のない人は、個人プレーの分野で本領を発揮する。
みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。

チャレンジ精神を養う30の方法

  1. 「難しそう」と「難しかった」を、混同していませんか。
  2. 「初めてなので教えてください」が言えるようになっておこう。
  3. 難しく考えるから難しくなる。
    簡単に考えれば簡単になる。
  4. できなくて諦めているのではない。
    ほとんどの人は、やる前から諦めている。
  5. チャレンジする理由は「一度も経験がない」というだけで十分。
  6. 細かいルールは、プレイしながら覚えていけばいい。
    野球のルールをすべて覚えてから始める人はいない。
  7. 批判や反対を、やめる理由・できない口実にしてはいけない。
  8. 緊張に弱い人は「即行動」を意識する。
    緊張が高ぶる前にアクションを起こせばいい。
  9. 「もう歳だから」と言わないでください。
  10. 熱しやすく冷めやすい性格でもいい。
    少なくとも「熱中」を実現できている。
  11. 「敵」は「ライバル」と言い換えるのが正解。
  12. 恥ずかしくて1人で行けないのは、好きな気持ちが中途半端である証拠。
  13. 旅行中は誰でも大胆不敵になる。
    自分の中に眠っている勇気と行動力に気づく。
  14. 「あの人がやるなら私もやる」もあっていい。
  15. 私たちは、夢を叶えるために生まれてきた。
  16. 自分に合ったやり方は、自分しかわからない。
    実際に試してみないとわからない。
  17. ファッションセンスがなくても、おしゃれを諦めない。
    おしゃれな人にファッション・コーディネートをお願いすればいい。
  18. 1週間に1回でいいので、新しいチャレンジをしてみよう。
    勇気が必要なチャレンジは特におすすめ。
  19. 気合が入るから早歩きをするのではない。
    早歩きをするから気合が入るのだ。
  20. チャレンジを否定されたら、こう言い返そう。
    「失敗するとは限らない。
    成功するかもしれない。
    何もしないで諦めたくない」
  21. 協調性のない性格は悪いことではない。
    個人プレーで本領を発揮すればいい。
  22. みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。
  23. 偉業の達成に、特別な能力や才能が必要とは限らない。
    小さな仕事でも、地道に続けて世の中に役立つものを生み出せればいい。
  24. 思わぬトラブルが起こったら「困った、大変だ!」と騒ぐのではない。
    「なるほど、そう来たか!」と感心する。
  25. 押してダメなら引いてみる。
    引いてもダメなら……。
  26. 残り時間は少なくてもいい。
    時間が限られているほうが、たくさんのことができる。
  27. いつも無難な服ばかりになっていませんか。
    たまには「挑戦的な服」を着てみよう。
  28. 最悪のコンディションでやるのも悪くない。
    万一うまくいったら、大きな自信につながる。
  29. 手軽に楽しく自己管理能力を鍛えるには「国内の一人旅」がおすすめ。
  30. チャレンジする人はいても、再チャレンジする人は少ない。
    再チャレンジからが本番。

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