執筆者:水口貴博

チャレンジ精神を養う30の方法

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残り時間は少なくてもいい。時間が限られているほうが、たくさんのことができる。

残り時間は少なくてもいい。時間が限られているほうが、たくさんのことができる。 | チャレンジ精神を養う30の方法

残り時間が少ない状況があります。

「あと○○まで3年しかない」

「あと○○まで3カ月しかない」

「あと○○まで3週間しかない」

迫り来るリミットに緊張を感じて、あたふた焦ります。

何かをするには、まず時間が必要です。

時間がゼロなら、できることもゼロ。

残り時間は少ないなら、やれることも限られているように思えます。

あまりに残り時間が少ないと「もうダメだ」「どうせ無理だ」と諦めそうになるでしょう。

しかし、残り時間は少なくてもいいのです。

残り時間が少ないからといって悪いこととは限りません。

むしろ喜んでください。

残り時間が少ない状況ほど、素晴らしいシチュエーションはないからです。

「残り時間が少ない=できることも少ない」と思い込んでいないか

「残り時間が少ない=できることも少ない」という考え方がよくありません。

それは先入観です。

誤った思い込みです。

残り時間が少なくても、その気になれば、たくさんのことができます。

大事なのは時間ではありません。

「使い方」と「集中力」です。

残り時間が少ないなら、使い方と集中力で勝負しましょう。

残り時間が少ないのは、ラッキーなこと

残り時間が少ないことにもメリットがあります。

まず重い腰が上がります。

残り時間が少ないと、やらざるを得ない状況になります。

「のんびりしていられない!」

だらだらした気持ちが吹き飛んで、動き始めることができます。

残り時間が少ないと、気合と集中力を引き出します。

緊張が走って気持ちが引き締まり、すさまじい集中力を発揮できるでしょう。

頭の回転が速くなり、仕事のスピードも速くなります。

残り時間が少なくても、集中力を発揮すれば、いろんなことができます。

普段ならできないことができ、信じられないような底力を発揮できることも少なくありません。

残り時間が少ないと、時間の使い方もうまくなります。

「何とか上手に時間を使えないだろうか」

「どうすれば上手に時間を使えるだろうか」

上手な時間の使い方を意識するようになり、無駄を省いたり効率化を考えたりします。

時間意識が向上して、タイムマネジメントがうまくなります。

知恵を働くことで、時間短縮の素晴らしいアイデアがひらめきます。

こうしたメリットが重なることで、奇跡が起こります。

時間が限られているほうが、たくさんのことができてしまうのです。

矛盾しているようですが、これが現実です。

残り時間は少ない状況に直面したら、喜んでください。

残り時間が少ないのは、ラッキーなことです。

時間が限られているほうが、たくさんのことができる

時間とは、実に不可思議な存在です。

短い時間であっても、使い方や集中力によって、たくさんのことができます。

本番までの残り時間でもそうです。

人生の残り時間でもそうです。

残り時間が少ないなら、その時間で何ができるか考えてください。

「あと○○しかない」と「まだ○○もある」と考え直してください。

そうすれば、希望の光が見えてくるでしょう。

残り時間が少ないなんて幻想です。

残り時間は、使い方と集中力によって、いかようにも変わります。

残り時間は少なくてもいい。

むしろ少ないほうがいいのです。

時間が限られているほうが、たくさんのことができるのです。

チャレンジ精神を養う方法(26)
  • 残り時間が少なくても、集中力を発揮して、多くのことを成し遂げる。
いつも無難な服ばかりになっていませんか。
たまには「挑戦的な服」を着てみよう。

チャレンジ精神を養う30の方法

  1. 「難しそう」と「難しかった」を、混同していませんか。
  2. 「初めてなので教えてください」が言えるようになっておこう。
  3. 難しく考えるから難しくなる。
    簡単に考えれば簡単になる。
  4. できなくて諦めているのではない。
    ほとんどの人は、やる前から諦めている。
  5. チャレンジする理由は「一度も経験がない」というだけで十分。
  6. 細かいルールは、プレイしながら覚えていけばいい。
    野球のルールをすべて覚えてから始める人はいない。
  7. 批判や反対を、やめる理由・できない口実にしてはいけない。
  8. 緊張に弱い人は「即行動」を意識する。
    緊張が高ぶる前にアクションを起こせばいい。
  9. 「もう歳だから」と言わないでください。
  10. 熱しやすく冷めやすい性格でもいい。
    少なくとも「熱中」を実現できている。
  11. 「敵」は「ライバル」と言い換えるのが正解。
  12. 恥ずかしくて1人で行けないのは、好きな気持ちが中途半端である証拠。
  13. 旅行中は誰でも大胆不敵になる。
    自分の中に眠っている勇気と行動力に気づく。
  14. 「あの人がやるなら私もやる」もあっていい。
  15. 私たちは、夢を叶えるために生まれてきた。
  16. 自分に合ったやり方は、自分しかわからない。
    実際に試してみないとわからない。
  17. ファッションセンスがなくても、おしゃれを諦めない。
    おしゃれな人にファッション・コーディネートをお願いすればいい。
  18. 1週間に1回でいいので、新しいチャレンジをしてみよう。
    勇気が必要なチャレンジは特におすすめ。
  19. 気合が入るから早歩きをするのではない。
    早歩きをするから気合が入るのだ。
  20. チャレンジを否定されたら、こう言い返そう。
    「失敗するとは限らない。
    成功するかもしれない。
    何もしないで諦めたくない」
  21. 協調性のない性格は悪いことではない。
    個人プレーで本領を発揮すればいい。
  22. みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。
  23. 偉業の達成に、特別な能力や才能が必要とは限らない。
    小さな仕事でも、地道に続けて世の中に役立つものを生み出せればいい。
  24. 思わぬトラブルが起こったら「困った、大変だ!」と騒ぐのではない。
    「なるほど、そう来たか!」と感心する。
  25. 押してダメなら引いてみる。
    引いてもダメなら……。
  26. 残り時間は少なくてもいい。
    時間が限られているほうが、たくさんのことができる。
  27. いつも無難な服ばかりになっていませんか。
    たまには「挑戦的な服」を着てみよう。
  28. 最悪のコンディションでやるのも悪くない。
    万一うまくいったら、大きな自信につながる。
  29. 手軽に楽しく自己管理能力を鍛えるには「国内の一人旅」がおすすめ。
  30. チャレンジする人はいても、再チャレンジする人は少ない。
    再チャレンジからが本番。

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