執筆者:水口貴博

チャレンジ精神を養う30の方法

22

みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。

みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。 | チャレンジ精神を養う30の方法

蚊は、みんなから嫌われている存在です。

「ブーン」という蚊の飛ぶ音は不快感があります。

小さな音にもかかわらず、耳障りでこれほどいらいらさせられる音はありません。

蚊に噛まれると、赤く腫れ上がってかゆくなります。

しばらくかゆみが止まらず、ますますいらいらします。

目の前を飛び回っていると気になって仕方ありません。

無視しようにも、刺されてかゆくなるのは嫌なので無視しにくい。

蚊が憎くてたまらない人も多いでしょう。

「この世から蚊がいなくなればいいのに!」と思っている人もいるに違いありません。

そんなみんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点があります。

蚊のすごいところは「命がけで血を吸いに行っている」という点です。

蚊は毎回、命がけのチャレンジをしている

一度でも失敗すると、けがでは済みません。

手でぴしゃりと叩かれたら、一発アウトのご臨終です。

確実な即死が待っています。

私たちには容易に真似できません。

そんな命がけのチャレンジを、毎回行っています。

命がけのチャレンジですから、蚊は緊張感に包まれながらチャレンジしているに違いありません。

蚊は、目障りな存在かもしれませんが、命がけのチャレンジだけは注目の価値があり、称賛に値するのです。

吸血する蚊は、妊娠しているメスだけ

命がけのチャレンジをしていると思えば、蚊に対する見方が変わるでしょう。

「おやおや、今日も血を吸うために命を張っていますね!」

失敗が許されない条件の中、大きなリスクを負ってあなたに近づいています。

蚊の気持ちになって考えれば、嫌いであることに変わりはなくても、ちょっとは印象が変わるはずです。

ちなみに吸血する蚊は、妊娠しているメスだけです。

妊娠中の蚊が、身重の体で命がけのチャレンジをしていると思えば、複雑な気持ちに駆られ、ますます印象が変わるでしょう。

みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点はあるのです。

チャレンジ精神を養う方法(22)
  • 蚊の命がけのチャレンジに注目する。
偉業の達成に、特別な能力や才能が必要とは限らない。
小さな仕事でも、地道に続けて世の中に役立つものを生み出せればいい。

チャレンジ精神を養う30の方法

  1. 「難しそう」と「難しかった」を、混同していませんか。
  2. 「初めてなので教えてください」が言えるようになっておこう。
  3. 難しく考えるから難しくなる。
    簡単に考えれば簡単になる。
  4. できなくて諦めているのではない。
    ほとんどの人は、やる前から諦めている。
  5. チャレンジする理由は「一度も経験がない」というだけで十分。
  6. 細かいルールは、プレイしながら覚えていけばいい。
    野球のルールをすべて覚えてから始める人はいない。
  7. 批判や反対を、やめる理由・できない口実にしてはいけない。
  8. 緊張に弱い人は「即行動」を意識する。
    緊張が高ぶる前にアクションを起こせばいい。
  9. 「もう歳だから」と言わないでください。
  10. 熱しやすく冷めやすい性格でもいい。
    少なくとも「熱中」を実現できている。
  11. 「敵」は「ライバル」と言い換えるのが正解。
  12. 恥ずかしくて1人で行けないのは、好きな気持ちが中途半端である証拠。
  13. 旅行中は誰でも大胆不敵になる。
    自分の中に眠っている勇気と行動力に気づく。
  14. 「あの人がやるなら私もやる」もあっていい。
  15. 私たちは、夢を叶えるために生まれてきた。
  16. 自分に合ったやり方は、自分しかわからない。
    実際に試してみないとわからない。
  17. ファッションセンスがなくても、おしゃれを諦めない。
    おしゃれな人にファッション・コーディネートをお願いすればいい。
  18. 1週間に1回でいいので、新しいチャレンジをしてみよう。
    勇気が必要なチャレンジは特におすすめ。
  19. 気合が入るから早歩きをするのではない。
    早歩きをするから気合が入るのだ。
  20. チャレンジを否定されたら、こう言い返そう。
    「失敗するとは限らない。
    成功するかもしれない。
    何もしないで諦めたくない」
  21. 協調性のない性格は悪いことではない。
    個人プレーで本領を発揮すればいい。
  22. みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。
  23. 偉業の達成に、特別な能力や才能が必要とは限らない。
    小さな仕事でも、地道に続けて世の中に役立つものを生み出せればいい。
  24. 思わぬトラブルが起こったら「困った、大変だ!」と騒ぐのではない。
    「なるほど、そう来たか!」と感心する。
  25. 押してダメなら引いてみる。
    引いてもダメなら……。
  26. 残り時間は少なくてもいい。
    時間が限られているほうが、たくさんのことができる。
  27. いつも無難な服ばかりになっていませんか。
    たまには「挑戦的な服」を着てみよう。
  28. 最悪のコンディションでやるのも悪くない。
    万一うまくいったら、大きな自信につながる。
  29. 手軽に楽しく自己管理能力を鍛えるには「国内の一人旅」がおすすめ。
  30. チャレンジする人はいても、再チャレンジする人は少ない。
    再チャレンジからが本番。

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