執筆者:水口貴博

チャレンジ精神を養う30の方法

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熱しやすく冷めやすい性格でもいい。少なくとも「熱中」を実現できている。

熱しやすく冷めやすい性格でもいい。少なくとも「熱中」を実現できている。 | チャレンジ精神を養う30の方法

「熱しやすく冷めやすい性格」に悩んでいる人がいます。

「物事にすぐ熱中をする反面、冷めるのも早い」という意味です。

別の言い方をすれば「飽き性」です。

急激に感情が高ぶってのめり込んでしまうものの、長続きしません。

すぐ興味関心をなくし、気持ちが冷めてしまいます。

世間的に熱しやすく冷めやすい性格は良いイメージを持たれることが少ないもの。

熱しやすく冷めやすい性格のせいで、趣味や恋愛でつまずいている人もいるかもしれません。

しかし、そんな熱しやすく冷めやすい性格であっても「素晴らしい点」があります。

「少なくとも『熱中』を実現できている」という点です。

冷めやすいとはいえ、感情の火がつき、熱中を実現できています。

長続きはしないかもしれませんが、一時期であれ短い期間であれ、とことん熱く集中ができているのは素晴らしいことです。

そして喜ぶべきことです。

自分の性格をポジティブに捉えてください。

「少なくとも『熱中』は実現できているよね」と思えばいいのです。

一時的であれ、無我夢中になれるのは幸いなことです。

氷のように冷めたままでいるよりは、はるかにハッピーです。

考えようによっては「対策しやすい性格」とも言えます。

熱しやすく冷めやすいとわかっていれば、それ相応の対策が立てられるでしょう。

たき火はまきをくべて火を維持しますが、熱しやすく冷めやすい性格も対策は同じことです。

熱中の火が維持するよう、どんどんまきをくべていけばいいのです。

たとえば、工夫を加えて刺激を増やしたり、パターンを変えて変化をつけてみたりです。

熱しやすく冷めやすくても、まきをくべていけば、熱中を長続きさせることが可能となります。

工夫によっては永遠に熱中を継続していくことも不可能ではないのです。

チャレンジ精神を養う方法(10)
  • 熱しやすく冷めやすい性格であって、熱中ができるだけ幸いと考える。
「敵」は「ライバル」と言い換えるのが正解。

チャレンジ精神を養う30の方法

  1. 「難しそう」と「難しかった」を、混同していませんか。
  2. 「初めてなので教えてください」が言えるようになっておこう。
  3. 難しく考えるから難しくなる。
    簡単に考えれば簡単になる。
  4. できなくて諦めているのではない。
    ほとんどの人は、やる前から諦めている。
  5. チャレンジする理由は「一度も経験がない」というだけで十分。
  6. 細かいルールは、プレイしながら覚えていけばいい。
    野球のルールをすべて覚えてから始める人はいない。
  7. 批判や反対を、やめる理由・できない口実にしてはいけない。
  8. 緊張に弱い人は「即行動」を意識する。
    緊張が高ぶる前にアクションを起こせばいい。
  9. 「もう歳だから」と言わないでください。
  10. 熱しやすく冷めやすい性格でもいい。
    少なくとも「熱中」を実現できている。
  11. 「敵」は「ライバル」と言い換えるのが正解。
  12. 恥ずかしくて1人で行けないのは、好きな気持ちが中途半端である証拠。
  13. 旅行中は誰でも大胆不敵になる。
    自分の中に眠っている勇気と行動力に気づく。
  14. 「あの人がやるなら私もやる」もあっていい。
  15. 私たちは、夢を叶えるために生まれてきた。
  16. 自分に合ったやり方は、自分しかわからない。
    実際に試してみないとわからない。
  17. ファッションセンスがなくても、おしゃれを諦めない。
    おしゃれな人にファッション・コーディネートをお願いすればいい。
  18. 1週間に1回でいいので、新しいチャレンジをしてみよう。
    勇気が必要なチャレンジは特におすすめ。
  19. 気合が入るから早歩きをするのではない。
    早歩きをするから気合が入るのだ。
  20. チャレンジを否定されたら、こう言い返そう。
    「失敗するとは限らない。
    成功するかもしれない。
    何もしないで諦めたくない」
  21. 協調性のない性格は悪いことではない。
    個人プレーで本領を発揮すればいい。
  22. みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。
  23. 偉業の達成に、特別な能力や才能が必要とは限らない。
    小さな仕事でも、地道に続けて世の中に役立つものを生み出せればいい。
  24. 思わぬトラブルが起こったら「困った、大変だ!」と騒ぐのではない。
    「なるほど、そう来たか!」と感心する。
  25. 押してダメなら引いてみる。
    引いてもダメなら……。
  26. 残り時間は少なくてもいい。
    時間が限られているほうが、たくさんのことができる。
  27. いつも無難な服ばかりになっていませんか。
    たまには「挑戦的な服」を着てみよう。
  28. 最悪のコンディションでやるのも悪くない。
    万一うまくいったら、大きな自信につながる。
  29. 手軽に楽しく自己管理能力を鍛えるには「国内の一人旅」がおすすめ。
  30. チャレンジする人はいても、再チャレンジする人は少ない。
    再チャレンジからが本番。

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