執筆者:水口貴博

チャレンジ精神を養う30の方法

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「もう歳だから」と言わないでください。

「もう歳だから」と言わないでください。 | チャレンジ精神を養う30の方法

いつまでも心を若々しく保ちたいなら、禁句にしたい言葉があります。

「もう歳だから」です。

中年以降の方によく聞かれる言葉です。

ある程度年齢を重ねると、老いを感じるようになります。

白髪が増えたり体力が衰えたり若いころのようなパワーが出なかったりです。

ある程度年齢を重ねると、肌のハリが衰えたり体力や記憶力が低下したりします。

もう若いとは言えない年齢になると「もう歳だから」という一言を口ずさんでしまう。

何気なく口にしている人もいることでしょう。

日頃の口癖になっている人もいるかもしれません。

しかし、この言葉には十分注意してください。

これほど老いを加速させる言葉はありません。

何気なく口にしやすいからこそ注意が必要です。

一見すると謙虚な言葉に思えますが、精神面に対する悪影響があります。

口にした瞬間「心の自粛規制」が始まる

「もう歳だから」と口にした瞬間、気持ちが下向きになります。

身が縮こまり、束縛されるような感覚になるでしょう。

「もう歳だから」の後には必ずネガティブな言葉が続きます。

「もう歳だから無理」「もう歳だからやめておく」「もう歳だから諦める」です。

謙虚のつもりで口にしているのかもしれませんが、悪影響は計り知れません。

口にした瞬間「心の自粛規制」が始まります。

心に暗い気持ちが広がり、テンションが下がる。

消極的な心が生まれ、自分を抑え込む気持ちが強くなる。

興味のあることを見つけても「やめたほうがいいかな」「我慢したほうがいいかな」と思うようになる。

心理的な抵抗が増して、新しいチャレンジをしにくくなります。

「もう歳だから」と言えば言うほど消極性がエスカレートしていき、行動力が低下します。

言葉は言霊ことだまです。

自分の口から発する言葉は、現実化をもたらす力があります。

自分が発する言葉を一番聞いているのは、自分です。

「もう歳だから」と言えば、弱々しい言葉を自分が聞くことになり、ネガティブな自己暗示となります。

結果として本当に弱々しくなってしまうのです。

あなたの辞書から「もう歳だから」という言葉を削除してください

「もう歳だから」と言わないでください。

老いを加速させるネガティブフレーズですから禁句にしてください。

若いとは言えない年齢かもしれませんが、だからといってわざわざ消極性を促す必要はありません。

医者や友人から言われることはあっても、わざわざ自分から言わないことです。

言いそうになったら喉元でぐっとこらえましょう。

また、言うのはもちろんですが、思うのもよくありません。

心の中で思うだけでも、弱々しいことを考えたことになるので悪影響があります。

あなたの辞書から「もう歳だから」という言葉を削除してください。

「もう歳だから」というフレーズを禁句にすれば、いつまでも若々しい心を保てます。

肉体は老いても、心だけは若々しくいられます。

人生に「もう歳だから」は必要ないのです。

チャレンジ精神を養う方法(9)
  • 「もう歳だから」は禁句にする。
熱しやすく冷めやすい性格でもいい。
少なくとも「熱中」を実現できている。

チャレンジ精神を養う30の方法

  1. 「難しそう」と「難しかった」を、混同していませんか。
  2. 「初めてなので教えてください」が言えるようになっておこう。
  3. 難しく考えるから難しくなる。
    簡単に考えれば簡単になる。
  4. できなくて諦めているのではない。
    ほとんどの人は、やる前から諦めている。
  5. チャレンジする理由は「一度も経験がない」というだけで十分。
  6. 細かいルールは、プレイしながら覚えていけばいい。
    野球のルールをすべて覚えてから始める人はいない。
  7. 批判や反対を、やめる理由・できない口実にしてはいけない。
  8. 緊張に弱い人は「即行動」を意識する。
    緊張が高ぶる前にアクションを起こせばいい。
  9. 「もう歳だから」と言わないでください。
  10. 熱しやすく冷めやすい性格でもいい。
    少なくとも「熱中」を実現できている。
  11. 「敵」は「ライバル」と言い換えるのが正解。
  12. 恥ずかしくて1人で行けないのは、好きな気持ちが中途半端である証拠。
  13. 旅行中は誰でも大胆不敵になる。
    自分の中に眠っている勇気と行動力に気づく。
  14. 「あの人がやるなら私もやる」もあっていい。
  15. 私たちは、夢を叶えるために生まれてきた。
  16. 自分に合ったやり方は、自分しかわからない。
    実際に試してみないとわからない。
  17. ファッションセンスがなくても、おしゃれを諦めない。
    おしゃれな人にファッション・コーディネートをお願いすればいい。
  18. 1週間に1回でいいので、新しいチャレンジをしてみよう。
    勇気が必要なチャレンジは特におすすめ。
  19. 気合が入るから早歩きをするのではない。
    早歩きをするから気合が入るのだ。
  20. チャレンジを否定されたら、こう言い返そう。
    「失敗するとは限らない。
    成功するかもしれない。
    何もしないで諦めたくない」
  21. 協調性のない性格は悪いことではない。
    個人プレーで本領を発揮すればいい。
  22. みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。
  23. 偉業の達成に、特別な能力や才能が必要とは限らない。
    小さな仕事でも、地道に続けて世の中に役立つものを生み出せればいい。
  24. 思わぬトラブルが起こったら「困った、大変だ!」と騒ぐのではない。
    「なるほど、そう来たか!」と感心する。
  25. 押してダメなら引いてみる。
    引いてもダメなら……。
  26. 残り時間は少なくてもいい。
    時間が限られているほうが、たくさんのことができる。
  27. いつも無難な服ばかりになっていませんか。
    たまには「挑戦的な服」を着てみよう。
  28. 最悪のコンディションでやるのも悪くない。
    万一うまくいったら、大きな自信につながる。
  29. 手軽に楽しく自己管理能力を鍛えるには「国内の一人旅」がおすすめ。
  30. チャレンジする人はいても、再チャレンジする人は少ない。
    再チャレンジからが本番。

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