執筆者:水口貴博

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

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自分の負けを認められる人は、心が柔らかくきれいな人。

自分の負けを認められる人は、心が柔らかくきれいな人。 | 人格を磨いて心をきれいにする30の方法

人間なら、誰しも「いいところ」と「悪いところ」の2つがあります。

いいところだけの人はいません。

悪いところだけの人もいません。

どんな人にも、いいところと悪いところの両方が、あるものです。

人によって、いいところより悪いところを先に探す習慣の人がいます。

俗にいう、粗探しをする人です。

人を見るときに、いいところより悪いところを探して、指摘する人です。

そんな人は決して心がきれいな人とは言えません。

人が嫌がるような悪いところばかりを探し出して指摘する人は、前提として人に対して悪い考えを持っているのです。

自分の評価を高めたいからと、周りの人の評価を下げることが習慣になっていて、人に対しても、物に対しても当たります。

「あの人、かっこいいね」と言っても「女遊びしていて、性格悪いらしいよ」とけなします。

「あの人、頭よくてすごいね」と言っても「頭がいいだけで、社交的じゃないでしょ」と見下します。

認めると自分の評価が下がり負けてしまうと思っているがゆえに、素直に喜べず、逆に欠点を探そうとするのです。

どうしても他人の幸せが素直に喜べないのは、自分がそれだけ不幸だからです。

幸せな人は、他人の幸せも、素直に喜べます。

自分がすでに幸せですから、他人の幸せも一緒になって喜べるのです。

問題なのは、不幸な人です。

不幸というコンプレックスを背負っているため、他人の幸せを素直に喜ぶと、自分が負けるというつまらない意地を張っています。

性格が悪くなると、さらに人から嫌われ、性格が悪くなってしまう悪循環になります。

いっそのこと、自分の負けを認めてしまえばいいのです。

認めることができない頑固な心を持っている人は、まだ心が堅い人です。

「勝てばよい、負ければ悪い」というわけではないのに、人間が勝手にそういうものだと思っているだけです。

負けてもいいと考えることができるようになれば、素直に「すごいね」と喜べるようになります。

「自分より幸せな人がいてもいい」「自分のほうが劣ってもいい」と認めてしまえば、不思議と心が柔らかくきれいになります。

自分ではとてもかなわないことには素直に負けと認め、喜ぶようにすればいいのです。

人格を磨いて心をきれいにする方法(30)
  • いっそのこと負けてもいいと、自分を許す。
まとめ

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

  1. 人生とは、心を磨くための一人旅。
  2. 天国のような人生を歩む人。
    地獄のような人生を歩む人。
  3. うまくいかない人生は、まず自分を振り返ってみることが大切。
  4. 見かけはきれいな人でも、心が汚い人もいる。
  5. 心がきれいになるポイントは、3つ。
    態度、行動、発言。
  6. 恥ずかしい経験によって、心の改善がなされる。
  7. 当たり前の感謝に気づく人は、心がきれいな人。
  8. 挨拶は、知らない人にも進んですること。
  9. お返しを習慣にすると、感謝が目に見える形になる。
  10. きれいな心は、きれいな姿勢に表れる。
  11. 意識は目に見えない。
    書いてみないと、見えてこない。
  12. 手紙を書くと、心がきれいになる。
  13. 身の回りの物がきれいな人は、心もきれいな人。
  14. プレゼントをするとは、物を通して気持ちを伝えるということ。
  15. 心は磨かないと、輝いてこない。
    つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。
  16. 父の日、母の日、敬老の日に、プレゼントを贈ってはいけない。
  17. 汚いものばかり見ていると心まで汚くなる。
    きれいなものを見ていると心もきれいになる。
  18. 相手を傷つけない発言にも、気を使おう。
  19. 「すてきだね」と言うたびに、心がきれいになっていく。
  20. 自分を無理やり変えようとしても、すぐは変えられない。
  21. 当たり前を大切にすればするほど、心がきれいになる。
  22. きれいな人は、性別にかかわらず、心まできれいに見える。
  23. 「独り占め」をすると、楽しさが半減する。
    「わかち合い」をすると、楽しさが倍増する。
  24. 許すことで軽くなる。
    「まあ、いいか」と考えよう。
  25. 「頼り、頼られる」というやりとりから、仲良くなるきっかけが生まれる。
  26. 嘘をつくほど、心が汚くなる。
    正直になるほど、心がきれいになる。
  27. 悩みを見つけたら、あなたはラッキー。
  28. 謝ることなしに、人とのやりとりはうまくやっていけない。
  29. 本当に自己中心的を極めると、周りについても考えるようになる。
  30. 自分の負けを認められる人は、心が柔らかくきれいな人。

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