執筆者:水口貴博

可能性を広げる「勉強」のすすめ

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もっと積極的に、アウトプットを意識する。

もっと積極的に、アウトプットを意識する。 | 可能性を広げる「勉強」のすすめ

学問の最終的な目的は、人を幸せにすることです。

自分の学問で、自分と他人を幸せにすることです。

学ぶだけでは、人としての役割を果たしていません。

学ぶだけでは、単なる学生です。

学生と社会人の大きな違いは、社会貢献しているかどうかです。

社会貢献とは「自分が社会の幸せのために役立つこと」です。

学問は、まず自分が楽しむことが大切です。

学生時代には、自分の好きなことでしっかり楽しむことです。

自分が楽しめば、今度はお返しする時期がきます。

人生には2つの時期があります。

前半は「自分が学問を楽しむ時期」。

後半は「自分が楽しんだ学問をお返しする時期」です。

お返しとは、アウトプットです。

アウトプットは、すればするほど、楽しくなります。

私は今、本という媒体で自分をアウトプットしています。

私は今まで、親の援助に頼って学問を楽しませてもらったため、今度は親にお返ししたいと思っています。

もちろんお金で返すことも必要です。

しかし、単に、お金で返したのではいけません。

お金では、恩までは返せないからです。

恩は、お金では買えません。

親には、お金ではなく「精神的豊かさ」でお返しすることが大切です。

自分が今まで学問で楽しんだ幸せをお返しするのです。

親には、私が書いた本をプレゼントします。

これは私の精神的豊かさの塊です。

この本はお金で買えますが、お金では作れません。

この本が執筆されるまでには、私が生まれた年数分もかかったことになっています。

私が今までずっと学問を楽しんだ幸せを詰め込んだ宝物です。

精神的豊かさなのです。

誰か限定した人のためのパーソナルの作品というのは、実はみんなにも役立つものです。

パーソナルは、マスへと広がります。

これは親にだけの限定でなく、世の中に役立つものです。

社会に貢献できる作品です。

今まで私は学ぶだけだった学問が、ついに人の役に立つときがやってきたのです。

人の価値というのは、どれだけアウトプットしたかで決まります。

偉人の伝記で出てくる偉人たちに共通するのは、大きく社会貢献したというところです。

社会に対して、幸せをどれほどアウトプットしたかなのです。

これが、人の価値です。

生まれてきてしまったから、仕方なくただ生きるのではありません。

「人生とは、幸せのために歩む長く短い一人旅」です。

人間は、自分が幸せになり他人を幸せにするという幸せの生き物なのです。

可能性を広げる「勉強」のすすめ(27)
  • 自分の学問を、アウトプットする。
好きな学問を突き詰めると、いつか、人の役に立つときがやってくる。

可能性を広げる「勉強」のすすめ

  1. 学問は「学び」を「問う」と書く。
  2. 「学問を楽しむ」とは「幸せを楽しむ」という意味。
  3. 気づけばやっていることが、本当に好きなこと。
  4. 好きなことを学ぶことは「幸せ」になるということ。
  5. たとえ遊びでも、学べるなら、立派な学問。
  6. 「好き」を途中で止めない。
    「好き」を突き詰めるのだ。
  7. 「学ぶ」と「問う」両方あれば、何でも学問になる。
  8. 「学ぶ」と「問う」に必要なのは、本、人、経験。
  9. 「壁に当たったら、気持ちいい」それが学問の面白さ。
  10. 借金は好きなことには許される。
  11. 無駄な回り道をすることが、近道になる。
  12. 学校の勉強は、暗記。
    社会の学問は、気づき。
  13. メモをしながら話を聞くと、学問できる。
  14. 学問をすると、みんなと違う個性を持てる。
    社会では「みんなと違う人」を求めている。
  15. 感動するためには、学問が必要だ。
  16. いろいろなことに感動する人は、いろいろな刺激の受け皿を持っている。
  17. 好きなことを学問をするということは、幸せを学問をするということ。
  18. 学問しすぎると、悪口を言われるようになる。
    悪口を言われるくらい学問しよう。
  19. 学問の究極は「キーワード」になる。
  20. 「キーワード」は、無限に解凍できる。
  21. 1つの学問を突き詰めた共通点は、すべての学問に共通する。
  22. 学ぶより教えるときに、本当に身につく。
  23. 書くこととは、教えること。
    教えることとは、書くこと。
  24. 書く行為と考える行為が同時に起こる。
    書くから考えることができる。
  25. 謙虚な人ほど学問ができる。
  26. 学問とは、終わりのない娯楽だ。
  27. もっと積極的に、アウトプットを意識する。
  28. 好きな学問を突き詰めると、いつか、人の役に立つときがやってくる。
  29. 試して身につけることで「学問」は「道具」になる。
  30. 好きな学問を突き詰めると、幸せのための魔法となる。

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