執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。 | 本を読む力が強くなる30の方法

本を読んで身につけた知識は、まだ本当に理解できている状態ではありません。

「わかったつもり」という状態です。

理解度としては、30パーセント程度です。

「わかっていない部分」のほうが、まだ大半を占めています。

自分が本当に理解するためには、経験をして、実際に体験することが必要です。

「わかった」と、初めて言えます。

しかし、それでもまだ浅いのです。

体験できても、まだ理解は、70パーセント程度です。

本を読んで最終的にどうするのかというと、他人に話をする、説明するという「アウトプット」のプロセスが必要です。

アウトプットをするためには、自分の中で消化しなければいけません。

食べたものが体の栄養になるには消化する必要があるように、頭の中に入った知識も消化することができて初めて栄養になります。

人に教えるために、まず自分が体験して、しっかり消化します。

あなたが本を読んだことを人に話して教えてあげることで、本当に身についたと言えるのです。

アウトプットは、知識が身についている証拠です。

理解が、90パーセント程度になります。

「読書」という言葉があります。

しかし、これは単体だけで使うべきではありません。

「読書……」というふうに、読書の後に、続く言葉があります。

「読書→経験する→教える」というプロセスです。

さらに具体的に言えば、次のようになります。

「読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)」

読書でインプットした話を「本当かな」という疑いを持って、実際に自分で経験してみます。

経験できたことを自分なりに消化します。

消化できた知識や知恵を、最後に他人にうまく話をしてアウトプットします。

これで1つの「セット」です。

この3段階を経て「身につけた」と初めて言えるのです。

読書だけで終わりにしていませんか。

せっかくインプットしたのですから、アウトプットをしましょう。

アウトプットをする方法は、たくさんあります。

  • 日常会話で話をする
  • 日記に書いてみる
  • 自分で本を書いて、ウェブ上で公開する

アウトプットをどんどんしましょう。

あなたが吸収したことを、社会に還元するのです。

本を読む力が強くなる方法(30)
  • 本を読んで得たことは、人に話す。
まとめ

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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