執筆者:水口貴博

グループディスカッションの30の対策

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最も多く発言した人が、不採用になるのは、本当か。

最も多く発言した人が、不採用になるのは、本当か。 | グループディスカッションの30の対策

グループディスカッションでは、ある伝説があります。

「最も多く発言した人は不採用になる」という内容です。

「そんなばかな」と、笑ってしまう内容ですね。

もちろん真実ではありません。

最も多く発言した人でも、採用されることは十分あります。

では、完全なでたらめかというと、それも違うのです。

ある一定の傾向は、見られます。

グループディスカッションでは、目立ちすぎるのはよくありません。

1人ばかりが話していると、発言力はアピールできても、協調性や気配りがないと判断されるでしょう。

最も多く発言した人は、評価が低くなりやすいため、不採用の可能性も高くなります。

「最も多く発言した人は不採用になる」というのは、一部、事実でもあるのです。

さて、大切なことは、他人への気配りです。

「自分ばかりが発言している」と思えば、積極的に他人の意見を伺いましょう。

自分ばかりが話さないことです。

「○○さんは、どうお考えですか」「皆さんの意見も伺いたい」などと言えば、他人の発言を促せます。

理想は、全員が同じ発言量です。

発言量に、多少の差ができるのは仕方ありませんが、できるだけ均一になるよう、心がけましょう。

ささいな配慮ではありますが、採用担当者からは高い評価が得られるでしょう。

グループディスカッションの対策(26)
  • 自分ばかりが話していると思えば、積極的に話を振る。
話のまとめに入る、時間の目安。

グループディスカッションの30の対策

  1. グループディスカッションの基本的な流れ。
  2. グループディスカッションに、小さなメモ帳では不十分。
  3. 個人単位より、グループ単位で評価されやすい。
  4. 役割ごとの、メリットとデメリット。
  5. 最も高い評価を得やすい立場とは。
  6. グループディスカッションを成功させるコツは、楽しむこと。
  7. わずかな雑談で、雰囲気が決まる。
  8. 1人が2つの役を担当すれば、アピールも倍になるのか。
  9. 予備知識のないテーマが出題されたときの対応。
  10. 「メンバー全員が通過するぞ」という仲間意識が大切。
  11. 議論に、勝ち負けを持ち込まない。
  12. 正論を言う人が、評価されるわけではない。
  13. メモは、書記だけの担当ではない。
  14. 議論で興奮していると、いつもの癖が出やすい。
  15. 議論が白熱して話に割り込めないときの一言。
  16. 発言しないと、評価されないのか。
  17. 無反応では、話すほうもつまらない。
  18. 書記やタイムキーパーも、積極的に発言したい。
  19. グループディスカッションでは、やはり発言回数が重要なのか。
  20. 司会者は、全員に話を振る気配りを持ちたい。
  21. 司会者に、話を全員に振る配慮がないときの対処。
  22. 司会が下手な場合、代わったほうがいいのか。
  23. 聞く姿勢も、評価対象。
  24. 早く結論を出すほうが、高く評価されるのか。
  25. 自分の意見を、途中で変えるのはいいのか。
  26. 最も多く発言した人が、不採用になるのは、本当か。
  27. 話のまとめに入る、時間の目安。
  28. 多数決で結論を出すのは、最後の手段。
  29. 発表者は、1人である必要はない。
  30. 発表者は、発案者が対応すると、スムーズ。

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