執筆者:水口貴博

仕事運を上げる30の方法

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「偉くなりたい」「有名になりたい」では、人生の道を踏み外す。

「偉くなりたい」「有名になりたい」では、人生の道を踏み外す。 | 仕事運を上げる30の方法

人間には「認められたい」という欲求があります。

心理学では「承認欲求」と言います。

認められることは、誰にとっても気持ちのいいことです。

「チャンスさえあれば、偉くなりたい。有名になりたい」と、誰もが考えがちです。

自分を大物に見せることができれば、多くの人から注目を集めます。

注目が集まると、愛されているようで気持ちいいものです。

生きている実感が得られ、幸せを感じます。

しかし、です。

偉くなることも、有名になることも、仕事の目的にしてはいけません。

自分の宣伝活動ばかりに力が入り、本業がおろそかになるからです。

周りから期待値が高い一方、仕事をさせれば、大したことができません。

がっかりされるのです。

しかも、有名になれば、本人は偉いと勘違いします。

偉いと思い始めれば、下降線です。

技術の向上や自己研さんに手を抜き、横柄な態度だけが目立つのです。

実力もない人が、偉くなったり有名になったりすると、人生の道を踏み外し、かえって不幸になるのです。

偉くなることも、有名になることも、一切忘れることです。

意識すべきは、本業です。

ひたすら、自分の仕事に専念しましょう。

質の高い仕事を通して、多くの人を喜ばせたり社会の役に立ったりします。

結果として、多くの人から注目が集まり、偉くなったり有名になったりするのです。

仕事運を上げる方法(11)
  • 「偉くなりたい」「有名になりたい」は、忘れる。
物作りは、複雑よりシンプルを意識するのが正解。

仕事運を上げる30の方法

  1. 30分早く出社すれば、30分以上早く、仕事が片付く。
  2. やりたい仕事は、すぐさせてもらえない。
  3. どんなにやりにくい仕事でも、100回繰り返せば、やりやすくなる。
  4. 会社は、利用されるものではなく、利用するもの。
  5. 会話に相手の名前を含めるだけで、仕事の質がよくなる。
  6. 希望を口にすることも、仕事の1つ。
  7. 本当にどちらでもいいときは「お任せします」。
  8. 締め切りは、守るためにあるのではない。
    驚かすためにあるのだ。
  9. 職場の雰囲気が悪いときは、ムードメーカーになるチャンス。
  10. 職場環境を改善する切り札は、花。
  11. 「偉くなりたい」「有名になりたい」では、人生の道を踏み外す。
  12. 物作りは、複雑よりシンプルを意識するのが正解。
  13. テンポやリズムが違う人と仕事ができるのは、恵まれたこと。
  14. 面倒な仕事を頼まれるのは、実は褒められている。
  15. 虚勢を張るのも、仕事の1つ。
  16. 資格を取るより、実績を作るほうが、現実的。
  17. 断られたくらいで諦めるなら、その程度。
  18. うまくできる方法が見つかっても、満足するのはまだ早い。
  19. 苦労して得たノウハウほど、隠すものではなく、快く共有する。
  20. 仕事と遊びを分けているうちは、まだ本気になっていない。
  21. 上司にも、苦労があるとわかれば、優しい気持ちになれる。
  22. 机の上を片付けることも、仕事の1つ。
  23. 大きな失敗は、大物になるための登竜門。
  24. あえて少し離れた自動販売機に行けば、休憩の質が高くなる。
  25. 派閥に所属すると、最初は楽でも、後が苦しくなる。
  26. 大きな謝罪をメールで済ませると、余計に怒らせる。
  27. 「自分は給料をもらいすぎだ」と思う人が、将来、大物になる。
  28. 親の前では、うまくいっている姿を見せるのが、親孝行。
  29. 常に社長は、寂しがっている。
  30. 仕事は、100点を取ってから、本当に楽しくなる。

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