執筆者:水口貴博

紳士になる30の方法

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自分の趣味に無理やり勧誘しない。

自分の趣味に無理やり勧誘しない。 | 紳士になる30の方法

相手のことを考えないのは、マナーがない典型的な例です。

自分のことだけ考えています。

マナーの悪い中年男性は、自分の趣味に無理やり勧誘しようとします。

相手には相手の好みや趣味がありますが、自分が夢中になっている趣味を相手にもわからせようと強要します。

無理やり誘ったり、参加させたり、必要な道具を買わせようとします。

たとえば、ゴルフです。

ゴルフに夢中になっている中年男性は、ゴルフが世界最高に面白いスポーツだと思っています。

もちろん面白いスポーツであることには間違いありません。

しかし、それを他人にもやらせようと、無理やり勧誘します。

ゴルフのコンペがあれば、無理やり誘ったり、必要な道具を無理やり買わせたりしようとするのです。

たしかにゴルフは面白いですが、人にはそれぞれ好みがあります。

相手にとってゴルフは興味のないスポーツかもしれませんし、ほかにやりたいことがあるのかもしれません。

それをわかっていれば、無理やり勧誘するなんてことはしないはずです。

つまりは、相手のことは考えず、自分のことしか考えていないのです。

「自分が面白いと感じたことは、相手も面白がるに違いない」と決め付けてしまっているのです。

自分のことしか考えていない人間にならないように気をつけましょう。

自分のことしか考えず、相手に強要しようとする人は、同時に友人も失ってしまうのです。

紳士になる方法(8)
  • 自分の趣味に、無理やり勧誘するのはやめる。
口の中に食べ物を入れたまま話すのをやめる。

紳士になる30の方法

  1. 「マナーが悪い!」と言われないために、品性を身につけよう。
  2. 年を取ると、自然と話が長くなる。
  3. 威張ることを、アピールだと勘違いしない。
  4. マナーの悪い人は「飲みに行こう」としつこく誘う。
  5. しつこくプライバシーを聞かない。
    アドバイスを勝手に話し始めない。
  6. マナーのいい紳士は、静かにユーモアを口にする。
  7. もう一軒、しつこく誘わない。
  8. 自分の趣味に無理やり勧誘しない。
  9. 口の中に食べ物を入れたまま話すのをやめる。
  10. すすっていいものといけないものを区別する。
  11. 考え方は、表情に表れる。
  12. マナーの悪い中年男性は、自分が悪いとわかっていても謝らない。
  13. 人の話を聞かず、自分の話ばかりをしない。
  14. マナーの悪い中年男性は、足を広げて座る。
  15. 相手より先に挨拶を心がける。
  16. マナーの悪い中年男性は、自分は紹介されたがるが、人は紹介しない。
  17. マナーの悪い中年男性は、タバコの我慢ができない。
  18. 自慢と説教はできるだけ控える。
  19. お箸やタバコで指さすのは、マナー違反。
  20. 肘をついて、背中を丸めて食べない。
  21. おしぼりで顔やメガネまで拭かない。
  22. お茶は飲み物。
    口をゆすぐものではない。
  23. 「ちょっと」「お姉ちゃん」という乱暴な呼び方をやめる。
  24. お金を払って、なお腰の低い人がかっこいい。
  25. そっと近づかない。
    後ろからじろじろのぞかない。
  26. 見ず知らずの人を呼び止めようと、いきなり体に触らない。
  27. ハンカチで手を拭きながら、トイレから出るのをやめる。
  28. 人前でベルトを締め直さない。
  29. マナーの悪い中年男性は、トイレの蓋を上げたまま出てくる。
  30. 品のなさは誰も教えてくれない。
    自分で見つけ、身につけよう。

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