執筆者:水口貴博

紳士になる30の方法

22

お茶は飲み物。口をゆすぐものではない。

お茶は飲み物。口をゆすぐものではない。 | 紳士になる30の方法

食事が終わった後に、お茶を飲みます。

このとき、お茶で口をゆすぐ音が聞こえることがあります。

そのお茶で口をゆすぐ音を聞いて、少し気分を悪くしたことはありませんか。

これもマナーの悪い中年男性によく見られる光景です。

食事が終わった後、喉も渇いてタイミングもちょうどいいので、お茶で口をゆすぐのです。

口の中に食事のかすが残って不快に感じ、口の中をきれいにしたいのはわかります。

しかし、そもそもお茶は喉を潤す飲み物ですね。

にもかかわらず、そのお茶で口の中をゆすいでしまうというのはおかしい。

お茶はうがい薬ではありません。

食事をする場で、お茶を使って口の中をゆすぐというのは下品な行為なのです。

食事が終わった後の身だしなみは、お手洗いで済ませることです。

人の目の前で行うことではありません。

食事が終わって、その場で口をゆすいでしまうのは、化粧を人前で行うことと同じことなのです。

この区別はしっかりつけておきましょう。

紳士になる方法(22)
  • お茶で口をゆすがないようにする。
「ちょっと」「お姉ちゃん」という乱暴な呼び方をやめる。

紳士になる30の方法

  1. 「マナーが悪い!」と言われないために、品性を身につけよう。
  2. 年を取ると、自然と話が長くなる。
  3. 威張ることを、アピールだと勘違いしない。
  4. マナーの悪い人は「飲みに行こう」としつこく誘う。
  5. しつこくプライバシーを聞かない。
    アドバイスを勝手に話し始めない。
  6. マナーのいい紳士は、静かにユーモアを口にする。
  7. もう一軒、しつこく誘わない。
  8. 自分の趣味に無理やり勧誘しない。
  9. 口の中に食べ物を入れたまま話すのをやめる。
  10. すすっていいものといけないものを区別する。
  11. 考え方は、表情に表れる。
  12. マナーの悪い中年男性は、自分が悪いとわかっていても謝らない。
  13. 人の話を聞かず、自分の話ばかりをしない。
  14. マナーの悪い中年男性は、足を広げて座る。
  15. 相手より先に挨拶を心がける。
  16. マナーの悪い中年男性は、自分は紹介されたがるが、人は紹介しない。
  17. マナーの悪い中年男性は、タバコの我慢ができない。
  18. 自慢と説教はできるだけ控える。
  19. お箸やタバコで指さすのは、マナー違反。
  20. 肘をついて、背中を丸めて食べない。
  21. おしぼりで顔やメガネまで拭かない。
  22. お茶は飲み物。
    口をゆすぐものではない。
  23. 「ちょっと」「お姉ちゃん」という乱暴な呼び方をやめる。
  24. お金を払って、なお腰の低い人がかっこいい。
  25. そっと近づかない。
    後ろからじろじろのぞかない。
  26. 見ず知らずの人を呼び止めようと、いきなり体に触らない。
  27. ハンカチで手を拭きながら、トイレから出るのをやめる。
  28. 人前でベルトを締め直さない。
  29. マナーの悪い中年男性は、トイレの蓋を上げたまま出てくる。
  30. 品のなさは誰も教えてくれない。
    自分で見つけ、身につけよう。

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