執筆者:水口貴博

足のにおいを抑える30の対策方法

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足の裏の汚れは、石鹸せっけんやタオルを滑らせるだけでは、不十分。

足の裏の汚れは、石鹸やタオルを滑らせるだけでは、不十分。 | 足のにおいを抑える30の対策方法

足の裏の皮膚は、特殊です。

足裏には、皮脂腺がまったくないので乾燥しやすい部分です。

しかも、全体重がのしかかる部分です。

柔らかい皮膚も、乾燥と圧迫によって、硬く分厚くなるのです。

顔の肌の角質層はおよそ28層であることに対して、足の裏の角質層は、100層以上もあるといわれています。

分厚くて、硬くて、汚れも落ちにくい特徴があるのです。

しっかり洗えばきれいに落ちるだろうと思いますが、そうもいきません。

一度硬くなった角質は、普通に石鹸をつけたタオルだけでは、なかなかきれいに落ちてくれないのです。

足の裏の角質がきれいに落ちないと、靴下を履いて歩いたとき、汚れやすくにおいの原因にもなります。

落ちにくいから、ほうっておく。

ほうっておくから、余計に硬さと厚みが増して、汚れがたまっていくという悪循環です。

あなたが最後に足の裏の角質を取ったのは、いつですか。

「洗った時期」ではなく「取った時期」です。

「え? 足の裏の角質なんて取ったことがない」

足の裏の汚れは、石鹸やタオルを滑らせるだけでは、不十分です。

足の裏の角質は、特別に硬いわけですから、洗い方も少し工夫が必要です。

「軽石」や「やすり」などの道具を使いましょう。

ごしごしこすって、無駄な角質を落とします。

薬局では、足の裏の角質を柔らかくするジェルやクリームなども、販売されています。

好みに合わせて使ってみましょう。

わかりにくければ、薬局の店員に聞くと、案内してくれるはずです。

あなたの足の裏は、今、どのくらい分厚くなっていますか。

いつの間にか、厚みと硬さが目立っていれば、ぜひとも今日からケアをしましょう。

足のにおいを抑える対策方法(5)
  • 足の裏の角質除去をする。
私がショックを受けた、削らないタイプのフットケア商品。

足のにおいを抑える30の対策方法

  1. 1日に足から出る汗の量は、なんとコップ1杯分。
  2. なぜ手のひらと足の裏は、よく汗をかくのか。
  3. においの快不快は、生まれてからの経験によって、決まる。
  4. 足の裏をしっかり洗っていますか。
  5. 足の裏の汚れは、石鹸やタオルを滑らせるだけでは、不十分。
  6. 私がショックを受けた、削らないタイプのフットケア商品。
  7. 黒い靴下を履くと「汚いなあ」と思う回数が減る。
  8. 5本指の靴下に替えるだけで、足のにおいは小さくなる。
  9. かっこ悪い5本指の靴下を、普通の靴下に見せる裏技。
  10. 穴のあいた靴下を、通気性がいいものと勘違いしない。
  11. 手の爪は切っても、足の爪を忘れていませんか。
  12. 蒸れにくい靴と蒸れやすい靴。
  13. 靴のサイズと足のにおいの意外な関係。
  14. 靴下だけで十分と思うか、インナーソールまで入れるかは、天と地の差。
  15. 靴下を洗っても、靴を洗い忘れては、意味がない。
  16. 「スーツにサンダル」という型破りなスタイルが、業務効率を劇的に向上させる。
  17. 同じ靴を、毎日履き続けない。
  18. 靴の除湿剤は、風水アイテムだ。
  19. 新聞紙は、靴の除湿剤の代わりになる。
  20. 10円玉に消臭効果があるとはいえ、靴の中には入れるのはマナー違反。
  21. 冷え性の人は、水虫になりやすい。
  22. 水虫によるにおいは、水虫が治らないかぎり、収まらない。
  23. 黒酢を使った足湯には、水虫退治の効果がある。
  24. 自宅にいるときは、素足とスリッパの組み合わせがいい。
  25. 海の砂浜をはだしで歩くのは、水虫退治に効果あり。
  26. お手洗いの個室にいる時間を、足元を乾燥させる時間として活用する。
  27. 靴を脱ぎかけた状態も、れっきとしたマナー違反だ。
  28. 貧乏ゆすりをする人は、足がくさくなりやすい。
  29. 落ち着いて歩く習慣は、足のにおいを抑える習慣だ。
  30. 足のにおいがひどい人は、実は繊細な心の持ち主だ。

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