執筆者:水口貴博

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

18

夫と妻とでは、仕事の「種類」や「立場」が異なるだけで、大変さに大きな差はない。

夫と妻とでは、仕事の「種類」や「立場」が異なるだけで、大変さに大きな差はない。 | 夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

往々にして夫は、妻の仕事を軽くみてしまいがちです。

「洗濯なんて、洗濯機に洗濯物を押し込んで、スイッチを入れるだけだろう」

「適当に食事を作るくらい、誰でもできるだろう」

「家で掃除や洗濯をしているくらいだろう」

客観的に見ると、たしかに夫は会社で上司や部下に挟まれながら、責任の重い仕事をしているように思えます。

それに比べれば、妻がしている仕事はのんきでお気楽に見えてしまいます。

それは、まったく誤解です。

自分の立場から相手を見ると、視点が自己中心的になります。

関わっている仕事の「種類」や「立場」が異なるだけで、実のところ、仕事の大変さは大差ありません。

一般的に、夫は会社で多く人に囲まれながら、大勢と協力をして達成するタイプの仕事をしています。

大きな仕事ですから、おのずから関わる人も増え、人間関係にも悩まされます。

上司からの理不尽な命令や、手のかかる部下を受け持つこともあります。

多くの人と関わりながら、大きな仕事を達成していきます。

出来上がる仕事の規模も大きいですから、大きな責任やお金も関わります。

一方で妻は、その逆です。

すべてを1人でこなすタイプの仕事をしています。

家の中には、妻1人。

2世帯住宅や子どもがいれば、少し状況は異なりますが、一般的に多くの仕事を妻1人が抱えることでしょう。

平日、妻は孤独に耐えながら、掃除・洗濯・買い物から食事までをしています。

夫とは「人の多さ」「仕事のタイプ」が異なるだけであり、実は夫も妻も大変です。

夫は「大人数による協力の大変さ」。

妻は「少人数による孤独の大変さ」。

1人が抱える仕事量を考えると、どちらも同じくらい大変です。

妻のほうが規模は小さいので簡単そうに思えますが、そうではない。

1人でやっていることを考えると、夫と同じくらいの仕事量なのです。

夫が心がけたい夫婦円満の心得(18)
  • 夫と妻との、仕事のタイプの違いに気づく。
もしかしたら、夫より妻のほうが大変かもしれない。

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 会社を出たタイミングで、家で待つ妻に電話をすればいい。
  2. 高級なプレゼントで、本気の気持ちを伝えることができる。
  3. 夫婦関係は、夫は独裁的にならないように気をつける。
  4. すぐ謝ると、逆に相手を怒らせてしまう?
  5. 喧嘩の火は、小さければ小さいほど消しやすい。
  6. 会社を出たら、仕事のことは忘れる。
  7. 「いただきます」と「ごちそうさま」は、立派な褒め言葉だった。
  8. 妻の食事を褒めるほど、料理の腕も味も向上する。
  9. 食事を褒めながらコメントを残すと、より夫の舌に特化した味に近づく。
  10. 衝突はいいが、絶対に暴力だけはいけない。
  11. 夫としてヒーローになれるかどうかは「力の使い方」が鍵を握る。
  12. お風呂を一緒に入る夫婦に、仲の悪いカップルはいない。
  13. どんなに感情的になっても、絶対に言ってはいけない禁句が1つだけある。
  14. 家族の写真は、やる気と元気の源になる。
  15. 妻のご両親を褒めるには、妻を褒めるだけでいい。
  16. 妻を大事にするからこそ、仕事も安定する。
  17. 妻が何度も同じ話をするのは、強調しているというサイン。
  18. 夫と妻とでは、仕事の「種類」や「立場」が異なるだけで、大変さに大きな差はない。
  19. もしかしたら、夫より妻のほうが大変かもしれない。
  20. 「手伝って」より「手伝わせて」で、夫婦関係はうまくいく。
  21. 男が偉そうにする時代は、とっくに終わっている。
  22. 無意識のうちに、自分の母親と妻とを比べていませんか。
  23. 夫は嘘をついても、勘の鋭い妻は、すぐ見抜く。
  24. マザーコンプレックスから、早く卒業せよ!
  25. 夫婦関係は、量より質を重視しよう。
  26. 理想の妻を求める前に、理想の夫から演じること。
  27. 夫婦生活では、二者択一ではなく、グレーということもある。
    曖昧な答えは、実ははっきりした答えだった。
  28. 男性は低いところを好む。
    女性は高いところを好む。
  29. 夫が見落としがちな、妻が喜ぶプレゼント。
  30. 責任感の強い夫ほど、控えがちな有給休暇をきちんと消化する。

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