夫は妻の手作り料理を褒めるのが基本です。
おいしい料理は、過大評価するくらいに褒めちぎるほうがいい。
妻はもっと褒められたいと思い、さらにおいしい料理を作ろうと奮起します。
さて、褒めるだけでもいいですが、余裕があれば、もう1つ心がけてほしいことがあります。
「こうしてほしい」というコメントを含めましょう。
「おいしいね。もう少し塩味が効いていればいいな」
「なかなかいい味だね。もう少し辛さを抑えてくれればいいかな」
「もっとたくさん食べたいから、少し量を増やしてほしい」
褒め言葉に含まれる「こうしてほしい」アドバイスを聞くことで、次から妻は、夫のコメントを反映させた料理を作ろうとします。
その結果、夫の舌により近づいた料理になるでしょう。
これはどういうことを意味しているかというと「世界一おいしい食事になる」ということです。
これは世界のどこを探しても見当たりません。
世界に2つとない「妻が作る夫の舌に特化した料理」です。
世界のどんな一流シェフより、おいしい食事が出来上がるに違いありません。
夫婦生活が長ければ長いほど、妻の料理が病みつきになります。
夫は浮気をする気もなくなります。
妻以上においしい女性は、もはや、いないからです。
料理はうまくなる。
褒められて妻と仲もよくなる。
いいことずくめなのです。