執筆者:水口貴博

喧嘩と仲直りの30の名言

19

どちらが悪いかにこだわりすぎない。

どちらが悪いかにこだわりすぎない。 | 喧嘩と仲直りの30の名言

自分が悪いのか、相手が悪いのか。

仲直りをしたいなら、どちらが悪いかにこだわりすぎないことです。

もちろん喧嘩の発端は、どちらかにあるのでしょう。

どちらかに何らかの落ち度があって、トラブルへと発展していった状況が多いはずです。

罪や過ちの程度によって、両者が問われる責任の比重も変わります。

「悪いのはどちらだろうか」

「責任の比重はどのくらいだろうか」

「罪の重さはどのくらいだろうか」

思い悩むこともあるのではないでしょうか。

しかし、どちらが悪いかにこだわりすぎないこと。

どちらが悪いかにこだわったところで、何もいいことはありません。

むしろ仲直りを遠ざけるだけになります。

どちらが悪いかにこだわった結果としてあるのは、責任の押し付けです。

「あなただけが悪い」「私だけが悪い」と言えば、一方的な攻撃になります。

どちらが悪いかにこだわると、罪の意識があやふやになるばかりか、責任の比重割合も偏ります。

「すべて相手が悪い」と思うと、攻撃的な態度になります。

「すべて自分が悪い」と思うと、自己虐待になります。

どちらが悪いかにこだわりすぎると、健全な仲直りがしにくくなるのです。

どちらが悪いのかにこだわるのはやめましょう。

ここで意識したいのは「喧嘩の原因はお互いにある」という考え方です。

「相手は悪くて、自分はまったく悪くない」ということはありません。

「自分だけ悪くて、相手はまったく悪くない」ということもありません。

「喧嘩の原因はお互いにある」という場合がほとんどです。

仲直りのコツは、お互いが自分の非を認め合うことにあります。

「喧嘩の原因はお互いにある」と思ったほうが、気持ちが楽になります。

お互いが「私も悪かったよ。反省するよ」と言い合えば、仲直りはできたも同然です。

どちらが悪いかにこだわりすぎず、お互いが反省すれば、すぐ仲直りが実現できます。

喧嘩と仲直りの名言(19)
  • どちらが悪いかにこだわりすぎず「喧嘩の原因はお互いにある」と考える。
たいていの喧嘩は、お互いに原因がある。
自分にも非があることを見つけることが、仲直りの近道。

喧嘩と仲直りの30の名言

  1. どんな喧嘩も、仲直りができるようになっている。
  2. 「仲直りをしよう」と思うあなたが、素晴らしい。
  3. 喧嘩になったから、大きな声を出すのではない。
    大きな声を出すから、喧嘩になる。
  4. 暴言には、丁寧な言葉で言い返すのが大人の対応。
  5. 喧嘩の終わりを明確にする便利な一言。
    「はい。
    ここでおしまい」。
  6. 口喧嘩より、無言の我慢のほうが怖い。
  7. 一番いいのは、喧嘩中に謝ってしまうこと。
  8. 相手と向き合う前に、喧嘩の原因と向き合う。
  9. 仲直りのチャンスは、自然とやってくるものではなく、自分から作り出していくもの。
  10. 時間は、仲直りの特効薬。
    ただし、時間に頼りすぎてはいけない。
  11. 喧嘩の後だから、冷たく接するのではない。
    喧嘩の後だからこそ、いつもより優しく接する。
  12. 仲直りはできなくても、相手の怒りが少しでも収まったなら、謝った意味がある。
  13. 「仲直りはできない」と思っているうちは、仲直りができない。
    「仲直りはできる」と思うから、仲直りができる。
  14. 「仲直りは難しい」と思っているから、難しくなる。
    「仲直りは簡単」と思えば、簡単になる。
  15. 変なプライドがあると、仲直りができない。
  16. あなたの大事なプライドは、天から見れば、点にすぎない。
  17. 正論を主張すると、かえって仲直りを妨げる。
  18. 焦って謝ると、謝罪の気持ちが伝わりにくくなる。
    余裕を持って謝ると、謝罪の気持ちがよく伝わる。
  19. どちらが悪いかにこだわりすぎない。
  20. たいていの喧嘩は、お互いに原因がある。
    自分にも非があることを見つけることが、仲直りの近道。
  21. 「仲直り」を「進化」と言い換えよう。
    抵抗感が半減して、勇気が倍増する。
  22. 損得や勝ち負けを意識しているうちは、まだ自己保身にこだわっている証拠。
  23. 過去の話を掘り返しても、仲直りを妨げるだけ。
  24. 相手のミスを許そう。
    自分のミスも許そう。
    ミスをするのは、人間である証拠。
  25. 仲直りとは、精神を磨く修行。
  26. 自分の非を認めるのとふてくされるのは違う。
  27. 仲直りとは、自分の幸福を高めることでもある。
  28. 心の器が大きいのは、頑固になって謝れない人より、素直に謝れる人。
  29. 人は、反省したとき、大人になる。
  30. 本気になれば、仲直りは今日中にできる。

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