執筆者:水口貴博

売り上げを上げる30の方法

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暑いときには、店内を冷やす。寒いときには、店内を暖かくする。

暑いときには、店内を冷やす。寒いときには、店内を暖かくする。 | 売り上げを上げる30の方法

真夏の日中。

直射日光が強く照りつける中のことです。

「熱くて死にそう……」

汗だくになったときに、冷房がよく効いたお店に入りました。

「涼しいなあ。生き返る!」

大げさではなく、本当にそう感じるような瞬間があります。

あなたにもそうした経験があることでしょう。

そんな冷房が効いた室内に入ると「ここでもう少し涼んでいこう」と思い、長居してしまいます。

じっと涼んでいるのも暇なので、涼んでいる間、店内をぐるぐると回ることになります。

店内に長居すると、より多くの商品を見ることになるため、購買意欲を刺激します。

実は、これこそ店側が仕掛けた売り上げアップの方法です。

快適な店内を逃げ場に変えることで、売り上げアップの機会に変えることができるからです。

店内を、お客さまの逃げ場に変えましょう。

真夏の日には、冷房を利かしておきます。

真冬の日には、暖房を利かしておきます。

そうすると、真夏の日、真冬の日を、売り上げアップのチャンスに変えることができるのです。

売り上げを上げる方法(22)
  • 店内を、お客さんの逃げ場に変える。
お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。

売り上げを上げる30の方法

  1. 売り上げアップのキーワードは「商品」ではない。
    常に「人」である。
  2. ドアのないお店ほど、繁盛する。
  3. 「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
    「繁盛している店」にも理由がある。
  4. 人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。
  5. 「松竹梅」に加えて「特上」を作れば「松」の売り上げが向上する。
  6. 目玉商品のない店は、経営が苦しくなる。
  7. 「1日10食限定」という数量限定商品を作る。
  8. 人間は、新しい物が大好き。
    「日替わり」に作れば、来客数が増える。
  9. ポイントカードを作れば、売り上げが向上する。
  10. 最も人が喜ぶ報酬は、現金である。
  11. 感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。
  12. ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。
  13. 文字だけのメニューより、写真付きのメニューのほうが、わかりやすい。
  14. 設備投資をしすぎると、事業は失敗しやすくなる。
  15. レジの隣を無駄にしない。
  16. 店内が明るいと、入店しやすくなる。
  17. 強調するなら、色より、大きさのほうが有利。
  18. 単位を変えて、量を強調する。
  19. 事実を伝えながら、強調した方法を使う。
  20. カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。
  21. お客さまは、性能より体験を求めている。
  22. 暑いときには、店内を冷やす。
    寒いときには、店内を暖かくする。
  23. お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。
  24. 商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。
  25. 商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。
  26. 道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。
  27. 留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。
  28. 立地条件が悪くても、ウェブサイトを持てば解消できる。
  29. 商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。
  30. 売ろうという当たり前の努力をする。

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