執筆者:水口貴博

売り上げを上げる30の方法

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道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。

道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。 | 売り上げを上げる30の方法

三軒茶屋には、たくさんの職種のお店がひしめき合っています。

商売がうまいところは長続きしていますが、下手なところはすぐつぶれます。

私はたくさんのお店を目にして、商売がうまいなと感じるお店の共通点を発見しました。

単純なことをしています。

営業時間になれば、店内だけでなく、店頭の道端で商品を売り始めます。

これをするのかしないのかは、存続か廃業かのわかれ目と言っても過言ではありません。

パン屋なら、店内だけでなく、店頭の道端で売り始めます。

饅頭まんじゅう屋なら、店内だけでなく、店頭の道端で売り始めます。

豚カツ屋なら、店内だけでなく、店頭の道端で売り始めます。

このように「店頭の道端で売る」という行為は、大きなメリットがあります。

通常、お客さまの立場としては、店内に入るには勇気がいります。

「どんな物が売っているのか。入りやすいかどうか。店員はどんな人なのか」

さまざまなことを考えて、気になれば店内に足を踏み入れようとします。

しかし、たいていほとんどのお客さまがここで断念します。

店に入るのは、面倒なことです。

そこまでしてまで気になるような目玉商品がないと、なかなか店の中まで入ってくれません。

店の前を通ることはあっても、入るのは手間がかかるので、また今度にしようと思います。

ここでチャンスをなくしています。

しかし、もし道端にまで店内の一部が出ているとどうでしょうか。

店内に入らずして、商品を目にすることになります。

道を歩いていて、ふと目にした商品が気に入れば、購買意欲につながります。

「ほかにどんな商品があるのかな」と思い、店内に足を運ぶお客さまも増えます。

当然のことながら、売り上げアップにつながることでしょう。

店頭の道端で売るのは、商品を外に移動させて、時間も手間もかかります。

しかし、これを面倒だと思ってしない店は、瞬く間に売り上げが落ちて、まもなく廃業になるのです。

売り上げを上げる方法(26)
  • 店頭の道端で、商品を売る。
留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。

売り上げを上げる30の方法

  1. 売り上げアップのキーワードは「商品」ではない。
    常に「人」である。
  2. ドアのないお店ほど、繁盛する。
  3. 「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
    「繁盛している店」にも理由がある。
  4. 人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。
  5. 「松竹梅」に加えて「特上」を作れば「松」の売り上げが向上する。
  6. 目玉商品のない店は、経営が苦しくなる。
  7. 「1日10食限定」という数量限定商品を作る。
  8. 人間は、新しい物が大好き。
    「日替わり」に作れば、来客数が増える。
  9. ポイントカードを作れば、売り上げが向上する。
  10. 最も人が喜ぶ報酬は、現金である。
  11. 感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。
  12. ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。
  13. 文字だけのメニューより、写真付きのメニューのほうが、わかりやすい。
  14. 設備投資をしすぎると、事業は失敗しやすくなる。
  15. レジの隣を無駄にしない。
  16. 店内が明るいと、入店しやすくなる。
  17. 強調するなら、色より、大きさのほうが有利。
  18. 単位を変えて、量を強調する。
  19. 事実を伝えながら、強調した方法を使う。
  20. カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。
  21. お客さまは、性能より体験を求めている。
  22. 暑いときには、店内を冷やす。
    寒いときには、店内を暖かくする。
  23. お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。
  24. 商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。
  25. 商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。
  26. 道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。
  27. 留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。
  28. 立地条件が悪くても、ウェブサイトを持てば解消できる。
  29. 商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。
  30. 売ろうという当たり前の努力をする。

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