執筆者:水口貴博

段取り力を高める30の方法

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段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。

段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。 | 段取り力を高める30の方法

段取りの悪い人は、仕事をパーフェクトに仕上げようとします。

上司に提出する資料なら、レイアウトを整えて、誤字脱字もなく、見栄えをよくして、完璧に完成してから提出しようとします。

できるだけよい状態で提出したい気持ちもわかります。

もちろん正式な提出や公式なアナウンスの場合には、入念にチェックする必要があるでしょう。

しかし、下書きの提出なら、求められるのは「パーフェクト」ではなく「テンポ」です。

上司は、多少荒い状態でも、まず内容を知りたがっています。

パーフェクトな状態になってから提出するのではなく、まず下書き段階で「こういうのはいかがですか」と1次提出します。

内容が大切なので、多少の誤字脱字、レイアウトの崩れなどは許されます。

途中経過を見せることで、善しあしを、早い段階で判断してくれることでしょう。

ダメなら訂正すればいいし、よいといわれれば、そのまま清書に向けて完成していけばいい。

まず、テンポのよさを最重視しましょう。

段取り力を高める方法(26)
  • パーフェクトではなく、テンポを重視する。
仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。

段取り力を高める30の方法

  1. 豊かな時間は、段取りのよさから生まれる。
  2. うまくいかなかったときは「段取りの悪さ」を見直す機会と考える。
  3. 楽をしたいから、サボるのではない。
    楽をしたいから、段取りを考えるのだ。
  4. 簡単な問題から始めたほうがうまくいく。
  5. 段取りの悪い会議は、会議中に資料を配る。
    段取りのいい会議は、会議前に資料を配る。
  6. わかりやすくするために、図表は本当に必要かを考える。
  7. 誰もしないことをするのが、段取りだ。
  8. 作業は、単発より、連続にする。
  9. 旅の帰りに旅をする。
  10. 段取りの下手な人は、会話を減らす。
    段取りの上手な人は、会話を増やす。
  11. 段取りとは、区切ること。
  12. 遅刻のときは、どんな場所でもきちんと連絡を入れる。
  13. 具を入れる順番を整えないと、おいしいカレーは作れない。
  14. いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。
  15. 段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。
  16. 好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。
  17. 軽いジョークから始めたほうが、提案はうまくいく。
  18. 話をしないのも、段取りだ。
  19. 規模が大きく、複数人で作業をするときは、あらかじめ流れを紙に書いておく。
  20. 「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。
  21. 段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。
  22. 応用とは「基本の組み合わせ」であり「積み重ね」。
  23. 疲れたら、疲れていない部分を使えばいい。
  24. 一番手が、一番大変。
  25. キーマンを見つけて、人脈を開拓する。
  26. 段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。
  27. 仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。
  28. 時系列を記録すると、やる気が出る。
  29. マナーそのものが、素晴らしい段取りである。
  30. 段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

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