執筆者:水口貴博

安眠・快眠の30のシンプルな方法

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「安眠の儀式」があると、眠りやすくなる。

「安眠の儀式」があると、眠りやすくなる。 | 安眠・快眠の30のシンプルな方法

「安眠の儀式」とは何かというと、これまで紹介した安眠のコツをうまく組み合わせて、一連の儀式を作ることです。

これまでのコツの紹介では、単体で実行することでした。

しかし、組み合わせると、さらに効果は倍増します。

組み合わせは、もちろん自由です。

順番も自由です。

これをやるかやらないかは、かなり大きな差があります。

あなたが好きなようにアレンジして、自分に最適な安眠の儀式を作ってください。

実は、この「安眠の儀式」なるものは、私の母から教えてもらった知恵です。

私の母は、毎日寝る前に「安眠の儀式」を行います。

まず、お風呂はぬるま湯に浸かります。

寝る前には部屋を暗くして、腕や太ももをマッサージしています。

開脚をしたり、前屈をしたりして、ストレッチをします。

母に、なぜマッサージやストレッチを毎日しているのかと尋ねると、こうしたほうが眠りやすくなるから、といいます。

暗い部屋と、マッサージやストレッチで体を柔らかくほぐすことで、副交感神経が優位になり、リラックス効果があるようです。

特にお風呂上りは体が柔らかくなっていますから、ストレッチには最も適した時間帯です。

さらに部屋の明かりを暗くして行うと、なお効果的です。

こういう過程を経て、体の副交感神経が次第に優位となります。

メラトニンが分泌して、自然な眠気がやってきます。

長年、母が見つけ実行し続けている安眠の儀式です。

これは、母の一例です。

ほかにも、アロマを取り入れたり、癒しの音楽をかけたり、足湯に浸かったり、リラックスできる方法はたくさんあります。

自分にとって、最もリラックスできる方法を見つけ、組み合わせてください。

大切なことは「安眠の儀式」を作るということです。

安眠上手な人は、いきなり寝ようとしません。

いきなり寝ようと部屋の電気を暗くしても、体が追いつきません。

安眠の儀式を取り入れ、その儀式を通じて、ゆっくり体を睡眠モードに移行させるのです。

安眠・快眠のシンプルな方法(30)
  • 「安眠の儀式」を作る。
まとめ

安眠・快眠の30のシンプルな方法

  1. 睡眠を促進させる鍵は、メラトニンが握っている。
  2. ライフサイクルを狂わせているのは、実は便利な「24時間営業の店」。
  3. 部屋が暗いと、自然な眠気がやってくる。
  4. 就寝1時間前からは、テレビを見ない。
  5. 寝室にテレビを置かない。
    本を置く。
  6. 無理に寝ようと考えすぎない。
  7. 眠くなるような難しい本を、睡眠薬として利用する。
  8. ぬるめの風呂に入る。
  9. 就寝前に、軽くマッサージをする。
  10. 軽いストレッチをすれば、リラックスできて気持ちいい。
  11. 寝る直前の大食いは、安眠の大敵。
  12. 寝る前に、コーヒー・紅茶・お茶は飲まない。
  13. 寝室は、いつもきれいにしておく。
  14. お酒に酔って寝ることほど、危険なことはない。
  15. 就寝前のアロマセラピーで、リラックスする。
  16. 冷え性の人は、手袋や靴下を履いて、手先足先を温める。
  17. ツボを押して、安眠と健康を手に入れよう。
  18. 枕カバーに、お気に入りのコロンをつける。
  19. 安眠の妨げになる、秒針の音。
  20. 夜の電話は、出なくていい。
  21. 足湯に入れば、全身の血行がよくなる。
  22. 遮光カーテンで、余分な光を遮る。
  23. 耳栓を使えば、外の騒音は怖くない。
  24. 時計を見えないところに置く。
  25. 睡眠中に失われる水分は、睡眠前に補給する。
  26. 寝る前に、しっかり汗をかく。
  27. 体を動かす機会は、自分で作る。
  28. 枕こそ、1日全体に影響を及ぼすアイテム。
  29. 夕食やデザートに、バナナを食べる。
  30. 「安眠の儀式」があると、眠りやすくなる。

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