執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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文字が大きな本ほど、得るものは大きい。

文字が大きな本ほど、得るものは大きい。 | 本を読む力が強くなる30の方法

文字が小さな本には、当たり外れがあります。

本には、文字が小さな本と大きな本があります。

文字が大きな本には、外れはありません。

文字が大きいから読みやすいというのもありますが、もう1つ理由があります。

読者の立場を真剣に考えて作られている点です。

文字を大きくすると、本全体の文章量が少なくなります。

結果として、大切な言葉をわかりやすく、簡潔にまとめるようになります。

また読者にとって読みやすい本にするために、わざわざ文字を大きくするくらいです。

書く文章は、当然のごとく、わかりやすい表現を使って書かれています。

グラフ、図、写真を使って、目で直感的に理解できるような工夫が施されています。

そういう本に、外れはありません。

文字が大きな本は、すべてあたりです。

文字が大きな本ほど、得るものは大きくなるのです。

私は、ときどき、あえて小学生向けの本を読むことがあります。

すると、文字が小さな大人向けの本より、理解がスムーズに進みます。

文字が大きくわかりやすい表現で構成され、グラフや図が豊富で、目で直感的に理解できるようになっています。

文字が大きく、わかりやすく表現している本には、これまで何度も理解を助けられました。

ポイントは、文字が大きいかどうかです。

そこに著者が、どれだけ読む側のことを考えているかが、見えるのです。

本を読む力が強くなる方法(16)
  • 文字の大きな本を、読む。
本を読むのは、知識を得るためではない。
意識を変えること。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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