執筆者:水口貴博

面接で好印象になる30の話し方

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抽象的な表現は、できるだけ使わない。

抽象的な表現は、できるだけ使わない。 | 面接で好印象になる30の話し方

面接での受け答えは、できるだけ抽象的な表現は避けましょう。

抽象的は、想像しづらく、印象が弱くなります。

たとえば、面接官から、学生時代の過ごし方を聞かれたとします。

「学生時代は、勉強をたくさんしました」

一応、答えになっていますが、曖昧な返事ですね。

「たくさん」という表現がよくありません。

たくさんと言っても、個人差が大きく、幅があります。

表現は、抽象的ではなく、具体的を心がけましょう。

ポイントは、数字を含めることです。

「毎日4時間以上、勉強していました」

「週に3回は、図書館に通っていました」

「実用書を、毎月5冊程度、読んでいました」

「本代として、毎月3万円ほど、費やしていました」

「その結果、TOEICで920点まで上げることができました」

数字が加わると、具体的に想像しやすくなりましたね。

数字を使うと、具体性が増し、言葉に説得力が生まれます。

抽象的な表現はできるだけ使わず、具体的な表現を心がけるようにしましょう。

面接で好印象になる話し方(20)
  • 数字を含めて、具体的な表現を心がける。
現在進行形で締めくくると、言葉が強調される。

面接で好印象になる30の話し方

  1. コミュニケーション能力の基本とは。
  2. 書く練習は、話す練習にもなる。
  3. 嘘はNG。
    誇張はOK。
  4. 敬語を知っていると話せるは、別。
  5. 頼りない前置きは、避けたほうがいい。
  6. くどい話は不要。
    常に結論から話そう。
  7. 難しい言葉や表現は、使わない。
  8. 語尾をはっきり言い切るから、言葉もはっきり伝わる。
  9. 話すスピードが、早すぎないか。
  10. 「はい」は、最も気持ちのいい返事。
  11. 即答できる質問でも、即答しないほうがいい。
  12. 返事は、即答より内容を重視。
  13. 復唱してから答えると、印象がよくなる。
  14. 面接で、無理に笑いを誘うのは、避けたほうがいい。
  15. 小さな声より、大きな声。
  16. 元気のない声は、マナー違反ではないが、よい印象ではない。
  17. 大げさな副詞の使いすぎには、要注意。
  18. あなたの返事には「たとえば」が含まれているか。
  19. きれいな回答でも、定番では印象に残らない。
  20. 抽象的な表現は、できるだけ使わない。
  21. 現在進行形で締めくくると、言葉が強調される。
  22. 意欲や熱意とは、お願いの強さではない。
  23. 感情を込めて話す。
    ただし、過度には注意。
  24. 同じ意味でも、できるだけ印象的な表現を使う。
  25. なぜ、発言が棒読みになるのか。
  26. 相槌は、打たない人より打つ人のほうが、賢く見える。
  27. 吃音症のため、話し方に自信がない。
    どう対応すればいいか。
  28. うっかり質問を聞き逃したとき。
  29. 意味のないつなぎの言葉は、もはや雑音。
  30. 質問するときは、質問内容に注意。

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