執筆者:水口貴博

自己管理能力を高める30の方法

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土は親であり、根っこは親子関係である。

土は親であり、根っこは親子関係である。 | 自己管理能力を高める30の方法

タネを土に埋めると、初めに根が生え、芽が出て、成長します。

植物には、大きなものから小さなものまでさまざまです。

しかし、どんな植物も、先に根っこが生えて、次に芽が出て成長します。

根を生やして土から栄養を吸収しないことには、芽を出して成長することができません。

この順番は、絶対的な順番です。

根っこがあるからこそ、土からの栄養を吸収し、芽を出して、茎を伸ばし、花を咲かせる栄養を得ることができるのです。

植物の栄養は、土から吸収して、土からの栄養吸収は「根っこ」がその役目を果たしています。

どれだけ根っこが広く生えているかで、どれだけたくさんの栄養を吸収して、素晴らしい成長ができるかに比例しています。

大きな木であるほど、広く大きく根っこを生やしています。

大きな木、小さな木の違いは、根っこが大きい、小さいの違いです。

根っこが大きければ、たくさんの栄養を吸収できるだけでなく、しっかり土と一体化でき、強風が吹いても倒れなくなるからです。

これは、人間にも当てはまるのです。

植物は土が土台になっていますが、人間では根が土台に当たります。

親という土からたくさんの栄養を吸収して、私たちは大きく成長します。

親から栄養を吸収する根っこは、まさに「親子関係」が、それに当たります。

親子関係がしっかり結べている人は、土に根っこがしっかり生えている状態です。

たくさんの栄養が吸収できるだけでなく、世間の強い風当たりがあっても、倒れにくくなります。

親との関係がよければ、精神的だけでなく、経済的にも援助してくれます。

わからないことがあれば、助けてくれます。

植物が大きく成長するには、根っこから栄養を吸収するように、人が大きく成長するにも、親から影響を吸収する必要があります。

自己管理の根底には、必ず親との関係があります。

人生がうまくいっていない人は、決まって親との関係が悪いものです。

親との関係を切っているというのは、根っこを切っている状態です。

親という土があっても、根っこを切っているのでは、栄養を吸収することができず、成長もできるはずがないからです。

ストレスがあれば、すぐ倒れます。

「もっと成長したい」と思うなら、もっと親との関係を深めるようにしましょう。

親子関係を改善させることで、自分へ栄養が行き渡るようになるのです。

自己管理能力を高める方法(9)
  • 親との関係を、改善する。
死ぬことに比べたら、自分の抱えている問題は、すべて大したことはない。

自己管理能力を高める30の方法

  1. 「車の運転免許」の前に「心の運転免許」を取得しよう。
  2. すべて自分に問題がある。
  3. 鏡を見れば、自分の顔が見える。
    失敗を見れば、自分の心が見える。
  4. 人との衝突は、譲ることを忘れている証拠。
  5. スケジュールを書くと、やらなければいけないことが具体的にわかる。
  6. みんなの前で宣言すると、底力が湧き出てくる。
  7. 充電もしないで、携帯は動かない。
    睡眠も取らないで、人間は動かない。
  8. スケジュール変更は、前倒しが基本。
  9. 土は親であり、根っこは親子関係である。
  10. 死ぬことに比べたら、自分の抱えている問題は、すべて大したことはない。
  11. 忘れることのない生理現象に、忘れやすいことをリンクさせよう。
  12. 体調が悪くなったら、栄養ドリンクより、水を飲む。
  13. 自分にご褒美を用意して、一生懸命になってみる。
  14. 切り捨てることで、切り開ける可能性がある。
  15. 管理する力とは、愛の力である。
  16. 機械の冷たさが、時に温かい助けになることがある。
  17. 人を管理しようという行動は、自分を管理しようという行動に結びつく。
  18. 気分転換のポイントは、浮気をしないこと。
  19. 落ち込むときには、ありのまま落ち込む。
    泣くときには、しっかり泣く。
  20. 忙しいときこそ、一息入れる。
  21. 「自分は大丈夫だ」と思っている人ほど、大丈夫ではない。
  22. 人生、暇なし!
  23. 偉大なるリズムの上に、私たちは成り立っている。
  24. 1つの問題は、1つではない。
  25. 遅すぎるくらいなら、早すぎるほうがいい。
  26. 熱くないことは、熱いことに関連づけよう。
  27. 単調な作業は、小さな違いを作る工夫をしよう。
  28. 勉強は「場所」より「ハート」のほうが大切。
  29. 自分の体力を管理するために、休憩の時間を積極的に作る。
  30. 批判は、実はありがたい助言であることに気づく。

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