執筆者:水口貴博

気品と美しさを身につける30の方法

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毎日使う日用品は、精神状態に大きく関わりを持つパートナー。

毎日使う日用品は、精神状態に大きく関わりを持つパートナー。 | 気品と美しさを身につける30の方法

日用品には、ささいな小物が多い物です。

コップ、皿、歯ブラシ、椅子、バッグなど、毎日使う小物です。

ティッシュペーパーや歯磨き粉といった消耗品も含め、毎日手に触れて使う物こそ、こだわりの一品を使うことです。

お金の使い方が下手な人は、見栄にお金を使います。

めったに着ない着物やドレスなど、年に1回使うか、使わないかという程度の物に、大金をつぎ込みます。

だからとはいえ、日頃の生活はどうかといえば、ぼろぼろでよれよれのパジャマを着ていたりします。

人目につかないところにはお金を使わず、人目につくところだけお金を使って、きれいに見せたがる人は、見栄で動かされています。

見栄を張ってしまうと、どうもおかしなところでお金が出ていくのです。

毎日使う物こそ一番お金を使い、めったに使わない物はレンタルに頼るなどして、できるだけお金の支出を抑えることです。

毎日触れて使う物は、直接あなたの精神状態にも影響を与えます。

よい物を触って使っていると、気分がよくなります。

お気に入りのコップで、おいしい1杯のコーヒーから始まる朝は、気持ちいいものです。

汚れてひびの入ったコップを使い、塩素の混じった水道水を飲んで、気持ちのよい朝がスタートできるでしょうか。

日用品は、使用頻度が最も高い道具の1つです。

毎日使う物ほど、きれいでおしゃれな上等の物を使うほうが豊かです。

お気に入りの一品を持つと、生活全体のレベルが上がります。

私は毎日使う、ティッシュペーパーは、カシミヤの手触りのする高級な物を使うようにしています。

高いとはいえ、たかだか数百円高いという程度です。

しかし、高いだけあって手触りのいいティッシュペーパーであり、毎日使いますから欠かせません。

使っていると、こちらまで心が白くなっていきそうな感覚を得られます。

またカーテンもお気に入りの淡いピンク色の物を買いました。

安い物を探せば、もっと安い物もありましたが、毎日目にするカーテンをけちってしまうと、精神的に悪影響が出てきます。

部屋にいる間はずっと視界に入りますから、お気に入りの物であるかどうかは、大きなポイントです。

毎日使う物こそ、お金を使いましょう。

毎日触れて使うからこそ、目には見えない精神状態に強く影響を及ぼします。

品性は、人の精神状態が豊かになってこそ、少しずつ出てきます。

毎日使う日用品は、あなたの精神状態に大きく関わりを持つパートナーなのです。

気品と美しさを身につける方法(21)
  • 毎日使う物こそ、いい物を使う。
「まあいいか」と思うところほど、まめに行動する。

気品と美しさを身につける30の方法

  1. 本当のかっこよさは、品のある雰囲気から生まれる。
  2. 顔をきれいにする前に、部屋をきれいにする。
  3. 人目のないときでも、整理整頓、できていますか。
  4. 品というオーラの根源は「きれいにしたい」という気持ち。
  5. 足元からも、オーラが出る。
  6. 着信メロディーは、迷惑の元。
  7. 品性とは「余裕」のことである。
  8. ごみ箱は、心の中の表れ。
  9. 経験数が増えることで、品性が向上する。
  10. 緊張することで、品性が養われる。
  11. ささいなことほど、丁寧に扱う。
  12. ため息をつかない。
  13. 電話をかける側が、腰を低くすることが品のあるマナー。
  14. 「落ち着き」は、品格のある印象を醸し出す。
  15. 気になる態度も、ほかの人から見れば小さな迷惑として映る。
  16. がははと笑うと、品が下がる。
    にっこり笑うと、品が上がる。
  17. 拾わない、もらわない。
  18. 明日の準備をしてから、帰る。
  19. いらない物は、徹底的に捨てる。
  20. 余裕のある生活を送ろう。
  21. 毎日使う日用品は、精神状態に大きく関わりを持つパートナー。
  22. 「まあいいか」と思うところほど、まめに行動する。
  23. 個性を表現し、さらに引き出していくために、ファッションがある。
  24. 知識は、気品があってこそ、引き立つ。
  25. お金がなくても楽しめるセンスを、品という。
  26. 五感を通して感じることを、感動という。
  27. 愛を感じるために、愛を削っていませんか。
  28. 部屋の物が少ないほど、生活に品が出る。
  29. 品性のある人は、背中にも目がついている。
  30. むかっとした出来事を反面教師にできる人が、立派になる。

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