執筆者:水口貴博

気品と美しさを身につける30の方法

  • 本当のかっこよさは、
    品のある雰囲気から生まれる。
気品と美しさを身につける30の方法

本当のかっこよさは、品のある雰囲気から生まれる。

世の中には、さまざまなかっこよさがあります。
美しいアクセサリー、かっこいい服、髪型、香水など、自分を今以上に美しく見せる方法はいくらでもあります。
ですが、そうしたアクセサリーや服も、身につける本人の気品によって、かっこのよさが決まってしまいます。

顔をきれいにする前に、部屋をきれいにする。

上品に美しく見せようと、女性がまず走ってしまうことは、お化粧です。
そもそも、ここから間違っているのです。
お化粧によって上品に見せ、かっこよくなろうとします。

人目のないときでも、整理整頓、できていますか。

あなたが品のある人かどうかを、簡単にチェックできる方法があります。
あなただけに限らず、ほかの誰にでもチェックができます。
人目のないときでも、整理整頓をしていますか。

品というオーラの根源は「きれいにしたい」という気持ち。

品は、体から出るものです。
オーラという雰囲気によって、放たれるものです。
では、そうした人の心の内側では、どんなことを思っているのでしょうか。

足元からも、オーラが出る。

上品さは、足元からもオーラが出ます。
品のある人が歩くと、カツカツと音がしません。
歩く足音が静かであり、近寄ってきていることがわからないくらいです。

着信メロディーは、迷惑の元。

品のない人は、携帯の着信メロディーにも表れます。
品のない人は、決まって自分の好きな曲を着信メロディーとして設定し、それも大音量にして流します。
自分では「かっこいい」と思っているのです。

品性とは「余裕」のことである。

品性は、どこに表現されるのでしょうか。
「余裕」です。
余裕は、品格を出すために欠かせないポイントです。

ごみ箱は、心の中の表れ。

品性は、ごみ箱にも表れます。
ごみ箱も、品性を大切にするうえにおいて、無視できないポイントです。
品のある人は、ごみ箱がごみによっていっぱいになる前に、ごみを捨てます。

経験数が増えることで、品性が向上する。

フランス料理。
テーブルマナー。
社交ダンス。

緊張することで、品性が養われる。

緊張することを、悪いことだと思っている人がいます。
しかし、緊張することは、人の品性を養う上で、なくてはならない感性です。
緊張がなくなれば、だらだらしたオヤジになってしまうからです。

ささいなことほど、丁寧に扱う。

生活の中には、つい乱暴にしてしまいがちな物があります。
新聞を置くときには、投げてしまいがちです。
椅子をテーブルに戻すときも、足を使って戻してしまうと、乱暴に見えます。

ため息をつかない。

私が仕事をしているときに、いつも気をつけていることがあります。
ため息をつかないことです。
これは、ある出来事があってから、心がけるようになりました。

電話をかける側が、腰を低くすることが品のあるマナー。

電話をかけるときに、どのような言葉から言い始めますか。
電話をかけて、いきなり用件を話し始めていませんか。
電話では、かける側が偉そうになることは、スマートではありません。

「落ち着き」は、品格のある印象を醸し出す。

女優の黒木瞳さんは、品格のある女優の1人です。
黒木さんは、笑うとき、いつも口を閉じて笑っています。
口を閉じているから、上品さが余計に目立ちます。

気になる態度も、ほかの人から見れば小さな迷惑として映る。

品性を出すためのポイントは「周りに迷惑をかけないこと」です。
周りに迷惑をかけないことで、自然と品が上がります。
品のある人を見て「これがあるから品があるのだ」という目立ったポイントがわかりません。

がははと笑うと、品が下がる。
にっこり笑うと、品が上がる。

品格には、笑顔が必要です。
笑顔は余裕の表れであり、優雅さの表現です。
笑顔になっている人には、その人の生活全体から明るい印象を受けてしまいます。

拾わない、もらわない。

品のある人は、物を拾わないし、もらいません。
拾いものやもらいものには、愛着がないからです。
品のある人は、優しいからと何でも拾ったり、もらったりすると思われがちです。

明日の準備をしてから、帰る。

私が新人時代だったころの話です。
早く帰りたいからと、明日の準備を明日に回して帰ったことがありました。
夜も遅く、明日早く出社して、準備をすればいいかと、気軽に考えていました。

いらない物は、徹底的に捨てる。

いらない物を捨てると、不思議なことに生活に品が出てきます。
普通に考えれば、物がたくさんあるほど裕福に見えそうです。
しかし、実は、逆なのです。

余裕のある生活を送ろう。

余裕は、品格には欠かせない存在です。
余裕があるからこそ、ほかより1歩も2歩も進んでいるように見えます。
余白は何もないというむなしさではなく、むしろレベルが高い証拠です。

毎日使う日用品は、精神状態に大きく関わりを持つパートナー。

日用品には、ささいな小物が多い物です。
コップ、皿、歯ブラシ、椅子、バッグなど、毎日使う小物です。
ティッシュペーパーや歯磨き粉といった消耗品も含め、毎日手に触れて使う物こそ、こだわりの一品を使うことです。

「まあいいか」と思うところほど、まめに行動する。

「まあ、いいか」と思うことは、生活の至る所に存在します。
「洗い物があるけど、まあ、明日でいいか」
「ちょっと遅刻しそうだけど、まあいいか」

個性を表現し、さらに引き出していくために、ファッションがある。

自分に合ったおしゃれは、その人の個性を引き立てます。
人には人それぞれの顔があり、身長も、話し方も、考え方も違います。
ということは、当然ですが、似合う服装も違うはずなのです。

知識は、気品があってこそ、引き立つ。

頭の良い人が、一番偉いわけではありません。
物知りの人が、幸せというわけでもありません。
有名国立大学を卒業しているからとはいえ、すべての人が幸せになれるわけではありません。

お金がなくても楽しめるセンスを、品という。

お金がないと遊べない人は、遊びが下手な人です。
たしかにお金さえあれば、自由に遊べます。
ビリヤード、ボウリング、カラオケ、レストランでの食事、旅行などです。

五感を通して感じることを、感動という。

品性のある人は、景色だけを見て、感動しません。
五感のすべてを総動員させて、見て、聞いて、触れて、感じて、感動します。
たとえば、散歩1つとはいえ、景色だけを楽しむのではありません。

愛を感じるために、愛を削っていませんか。

家族の愛に恵まれなかった人には、愛の代替品であるお金を求めたがる傾向があります。
私は今まで、数多くの人たちを見てきましたが、この傾向は大変によく当てはまります。
「お金が欲しい。世の中、お金がすべてだ」と叫んでいる人ほど、家族との仲が悪いものです。

部屋の物が少ないほど、生活に品が出る。

品性のある人は、部屋の物をできるかぎり少なくしようと心がけています。
たくさん持とうとはせず、できるだけ持たないようにしようと心がけます。
たくさん持つと、注意を払わなくてはならない対象も増えます。

品性のある人は、背中にも目がついている。

品性のある人は、背中にも目がついています。
前だけに注意を払っているのではなく、後ろにも払っているということです。
目が前にありますから、つい前ばかりを見てしまいます。

むかっとした出来事を反面教師にできる人が、立派になる。

あなたは、むかっとした出来事があったとき、何を思いますか。
ほとんどの人が、単に「むかつくなあ」と思って、それで終わらせてしまうパターンがほとんどのはずです。
深い意味も考えず、そんな出来事は、次の瞬間には忘れてしまおうとしてしまいます。

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