公開日:2022年7月13日
執筆者:水口貴博

お店から好かれる良いお客さんになる30の方法

20

新人さんの不手際にむっとしてはいけない。心を大にして、優しい気持ちで接しよう。

新人さんの不手際にむっとしてはいけない。心を大にして、優しい気持ちで接しよう。 | お店から好かれる良いお客さんになる30の方法

コンビニや飲食店で、もたもたしている店員さんと出会うことがあります。

言葉遣いがたどたどしかったり、手際が悪くて時間がかかったり。

動きや言葉遣いから、まだ仕事に慣れていないことがわかります。

時には注文を間違えられることもあるかもしれません。

たいていそういう場合は、新人さんです。

「研修中」と書かれた名札を見かけることもありますね。

目の前の仕事にいっぱいいっぱいなのでしょう。

笑顔が少なく、時にはほとんど無表情になっていることもしばしば。

たまたま新人さんに当たることがあり、ぎこちない対応をされることがあるものです。

そんなとき、むっとしないことです。

その新人さんに悪気はありません。

動きはたどたどしくても、本人としては一生懸命です。

新人さんに悪気はないのですから、責めたところで仕方ありません。

こういうときは、心を大にして、優しい気持ちになってください。

「新人さんなのだろう。覚えることがたくさんあって大変ですよね。頑張ってください!」

心の中で応援しましょう。

場の雰囲気が許せば、直接声をかけることも悪くありません。

「優しいお客さんで良かった」とほっとするでしょう。

あなたも新人だったころ、慣れない仕事でもたついていたのではないでしょうか。

最初からスムーズにできる人はいません。

時には周りに迷惑をかけていたこともあったかもしれません。

あなたがそうであるように、相手もそうです。

新人のころは何もかも不慣れです。

初めての仕事ばかりでわからないことも多いため、なかなかスムーズにいかず、もたもたしてしまいます。

時にはうっかり間違え、周りに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

「急いでいるときにもたもたされるのは困る」という人もいるかもしれませんが、実は自分にも反省点があります。

人生では何事も「余裕」が大切です。

そもそも急がなければいけない状況を作っている自分にも非があるといえるでしょう。

もたもたしている新人さんに困るようでは、まだ余裕が足りないといえます。

優しい声を送ると、自分も優しい気持ちになれます。

優しいお客さんに恵まれたことで、新人さんも心が救われ、助かるでしょう。

今はもたもたしていても、慣れてくるにつれて接客がスムーズになります。

その新人さんが、将来のリーダーやマネージャーになる可能性も考えられます。

お客さんも「教育係の1人」です。

「自分も新人さんを育てる役割がある」と思えば、優しい目で見ることができるようになります。

お店から好かれる良いお客さんになる方法(20)
  • もたもたしている新人さんがいてもむっとしない。
  • 心を大にして、優しい気持ちで接する。
タイムセールだからといって、無理に買う必要はない。

お店から好かれる良いお客さんになる30の方法

  1. 感じのいい店員さんを求める前に、感じのいいお客さんになっているか。
  2. お店の名前を覚えると、店長と仲良くなれる。
  3. なかなか予約が取れないお店に文句を言ってはいけない。
    正真正銘の人気店を知れてラッキーと考えよう。
  4. お店の出入り口で立ち止まるのはよくない。
  5. 「並んでますか」と聞かれて、むっとしてはいけない。
    自分の中途半端な並び方を見直す機会にしよう。
  6. きちんと傘袋を使う人が、お店から好かれる良いお客さん。
  7. 外国人従業員にむっとするのは失礼。
    きちんと敬意と感謝の気持ちを持つことが大切。
  8. 注文確認の復唱にきちんと耳を傾けるお客さんは、店員さんから好かれる。
  9. お店の人が会計伝票を置く前に、料理を食べ始めないこと。
  10. コーヒーを注文してアイスコーヒーが出てきたら、自分の責任。
  11. 注文した料理が写真の盛り付けと大幅に違っていたら、きちんと指摘したほうがいい。
  12. 何も買わずに、お店から出るときのマナー。
  13. 足を組むのはいい。
    足の裏を見せるのがいけない。
  14. 店員さんがお皿を下げてくれるとき、感謝の言葉を伝えよう。
  15. 友人のお店だからといって、特別サービスを要求していないか。
  16. くっつけたテーブルは、店を出るとき、元に戻そう。
  17. 会計伝票の争奪戦をしていないか。
    食事の場で会計伝票の奪い合いをすることほど、見苦しいことはない。
  18. レジでの雑談が、後ろに並んでいる人の邪魔になっていないか。
  19. 値切ることは、失礼かつ恥ずかしい行為。
    値切るするくらいなら、おまけをお願いするほうがいい。
  20. 新人さんの不手際にむっとしてはいけない。
    心を大にして、優しい気持ちで接しよう。
  21. タイムセールだからといって、無理に買う必要はない。
  22. 金属製の呼び出しベルは、優しく鳴らそう。
  23. 店員さんに「ありがとう」と言ってはいけない。
  24. 「厨房の方にも『おいしかった』とお伝えください」。
  25. 書店で手に取った本は、きちんと元の位置に戻す。
  26. 長時間の立ち読みは非常識。
    万引犯と同じと思われても仕方ない。
  27. きちんとスーツに着替えてから来るお客さんが、高級ブランドショップに好かれる。
  28. レンタル品だからといって、雑に扱わない。
  29. アンケートは、言葉だけと思っていないか。
    イラストを添えると、もっと喜ばれる。
  30. 店員さんに案内されて買った服があれば、後日感想を伝えよう。

同じカテゴリーの作品

食事マナー」の人気記事

1
食事マナー
「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。
食事の作法とマナーの30の基本
2
食事マナー
オーダーの際は、友人の分までオーダーできるとかっこいい。
食事の作法とマナーの30の基本
3
食事マナー
何も買わずに、お店から出るときのマナー。
お店から好かれる良いお客さんになる30の方法
4
食事マナー
オーダーするときには、メニューばかりを見ない。
店員の顔を見て、オーダーすることが大切。
食事の作法とマナーの30の基本
5
食事マナー
「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。
食事の作法とマナーの30の基本
6
食事マナー
「お金を払ってやる」ではなく「お金を払わせていただく」という人が、かっこいい人。
食事の作法とマナーの30の基本
7
食事マナー
食事が済んだら、しっかり椅子を戻す。
食事の作法とマナーの30の基本
8
食事マナー
フォーマルなレストランで、1人で食事ができるなら、何でもできるはずだ。
給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー
9
食事マナー
フランス料理の一般的なフルコースメニューの順番と意味。
洋食フルコースで心がけたい30のテーブルマナー
10
食事マナー
「何だかこの人と一緒にいると話しやすい」そんな人が心がけている、見えない気遣い。
テーブルマナーの達人が心がける30の心得

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION