執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

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才能は、神様からのプレゼント。

才能は、神様からのプレゼント。 | 才能を生かす30の方法

まず才能についての話をする前に、重たい話を1つさせてください。

なぜ人がこの世に存在しているのかというお話です。

才能を見つけ、磨き、生かす話をするうえで、この話を初めにしておきたいのです。

「人は何のために生きているのか」というところを整理しておかないと、これからの話の意図がうまく伝わっていかないと思います。

少々堅い話になりますが、ほんの少しだけお時間をください。

この世に存在している人すべて、みな自分の力でこの世に誕生したのではなく「誕生させられた」という状態で生まれてきました。

頼んでもいないのに、父と母がこの世に送り出してきたのです。

「ある第三者」によって自分が作り出され、この世に送り出されたということです。

「気づけば、この世にいた」という感覚が正直なところでしょう。

あなたも私もこの世に「生み出された」わけです。

私も自分の力でこの世に出てきたわけではなく「気づけば」この世にいました。

では、なぜ人間が交尾をして、子を産み続けていくのかというと、その一番の目的は「種の存続のため」です。

長く種を生存させ生き永らえるために、ライオンもシカも、ヒラメや金魚も交尾の末、子どもを産み、種の生存を目指しています。

自分の力では自分を作り、生むことはできず、生んでもらうしかないのです。

しかし、種の存続だけが目的ではありません。

ここからが大切なところです。

神はもう1つ「ある目的」を願って、この世に私たちを送り出しました。

その目的が幸せと喜びです。

初めに自分の力で誕生することはできず「誕生させられた」と言いました。

では、何のためにこの世に誕生したのかというと幸せと喜びという目的を果たすために生まれてきたわけです。

使わされた命、すなわちこれを「使命」と言います。

人によって特別な能力を持った人がいます。

絵を上手に書ける人、上手に歌が歌える人、上手に文章を書ける人、上手に話ができる人。

不思議なことに、初めからこうしたことが得意であったり、そうなるような環境に初めから置かれていたりする場合があります。

障害を持った人も同じです。

障害をつらいと感じる人が多いでしょうが、だからこそ痛みやつらさがわかり、ほかの人にはできないことができるようになります。

「初めからそうであった」

「そうなるしかない状況におかれていた」

「生まれと育ちが、そうさせた」

人生という演劇において幸せと喜びを達成すべく、あらかじめキャスティングとストーリーがあるのです。

こうした状況を幸せと喜びのためにぜひ活用しなさい、という神様からのプレゼントなのです。

この世を少しでも素晴らしくするために、生き物それぞれに特別な能力を与えて、生きている間に活用してほしいのです。

才能は、神様からのプレゼントと考えましょう。

目的を達成してほしいがゆえに、初めに才能のタネを植え付けてくれたのです。

才能を生かす方法(1)
  • 神様からのプレゼントに感謝する。
どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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