執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

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役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。

役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。 | 才能を生かす30の方法

役立つのかどうかというのは、自分が決めることではありません。

自分ではなく、ほかの人が見て感じ、思うことです。

ある人によっては本当に必要がないと思うこともあるでしょう。

しかし、ごくまれに「これを待っていた!」という人がいます。

人それぞれによって問題意識が違い、何を必要としているのかもそれぞれだからです。

たとえ同じ人でも、時が変われば悩みも変わるというものです。

そのときにどんな問題やトラブルを抱えているかで、必要としてくることも変わってきます。

恋愛に悩んでいるときには恋愛についての解決を求め、喧嘩をしているときには喧嘩の解決策を求めます。

自分が「こんなことは役立つわけがない」と思うことでも、ほかの人には待ち望んでいる可能性が大きいのです。

ビーズアクセサリーを作ることが大好きな人がいるとします。

アクセサリーを作って「何か役立つのかな」と思っても「それが欲しい!」と言ってくれる人が、世界のどこかに必ずいます。

役立つかどうかを決めるのではなく、ただひたすら、好きで楽しくしていることをやり続けていればいいのです。

自分がいいなと思うものは、どこかの誰かが同じようにいいなと思い、必要としてくれます。

ただ自分が好きなことをやっていれば自然に力が身につき、必要とする人が現れてくるのです。

才能を生かす方法(6)
  • 必要とする人が現れる前から、作り始める。
質で目立つ前に、量で目立とう。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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