執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

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人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。

人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。 | 才能を生かす30の方法

簡単そうで、頭を悩ませる問題があります。

自分の才能について、人に話すかどうかです。

話すかどうかの選択肢でありながら「この人に話すべきかどうか」と考えてしまい、エネルギーを使ってしまいます。

才能を磨くのは、基本的に自分一人で行うことです。

自分の才能は自分で把握し、磨き方も自分で探し研究します。

好きなことをやっていると、自然に張り切ることができ、上達もそれほど難しくはありません。

もし難しいとすれば、周りからの批判攻撃をどうやって避けていくかということくらいです。

夢のない人たちは、夢のある人のことを悪く言います。

自分に夢がないために、夢があり生き生き生きている人たちが羨ましくてたまらないのです。

「そんな夢を持っても叶うわけがない」

「世の中、そんなに甘くない」

「もっとちゃんとしたことをしたほうがいいよ」

話したとたんに、何かと否定的な言葉を飛ばしてきます。

大きな力を身につけるまでにこういうことを立て続けに言われては、精神的な挫折をしてしまいます。

肉体的なダメージではなく、精神的ダメージのほうがモチベーションに大きく関わるため、よりつらく感じてしまうのです。

「本当に自分はもうダメなのかもしれない」と周りからの言葉で暗示をかけられ、せっかくの才能の芽もつぶれます。

ある程度大きな力を身につけるまでは、できるかぎり他人に話さないほうがいいのです。

もちろん本当に信頼できる友人や応援してくる家族がいるなら、話してもいいでしょう。

しかし、磨く段階では、信用できる人や応援してくれる人を除いて、公開は控えたほうがいいでしょう。

つまらない中傷の返事をする手間が省けるからです。

才能磨きは少なくとも自分との戦いなのですから、他人からの評価を気にする必要もなければ、あえて口に出すこともないのです。

才能を生かす方法(10)
  • 批判的な人には、秘密のままにしておく。
「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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