執筆者:水口貴博

日々の食事をおいしく食べる30の方法

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食べ終わった食器を流しに持っていくまでが食事。

食べ終わった食器を流しに持っていくまでが食事。 | 日々の食事をおいしく食べる30の方法

自宅で食事を作ってもらったとき、心がけたいマナーがあります。

「食べ終わった食器は、流しに持っていく」ということです。

「ごちそうさま」と言った後、食器を放置したまま席を離れるのではありません。

「食べ終わった食器を流しに持っていくまでが食事」と考えましょう。

外食であれば食べ終わった食器はそのままでもいいですが、自宅で食事を作ってもらったときは心がけたい配慮でありマナーです。

食器を流しに持っていくだけで、洗う人は助かります。

食器を流しに持っていく手間が省けます。

「それは私の仕事ではないよ」

「どうして私が流しに持っていかないといけないの?」

そう思う人もいるかもしれません。

たしかに自分の担当ではないのかもしれませんが、問題はそこではありません。

ちょっとしたことで、大した差はないと思うかもしれませんが、問題はそこではありません。

洗ってくれる人に対する気遣いです。

ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、大きな仕事ではないはずです。

流しに持っていくくらいは何でもないことでしょう。

食事をしてくれた人への、せめてもの気遣いです。

洗う担当の人に任せればいいことかもしれませんが、せめて食器を流しに持っていくくらいは簡単なことです

「おいしくいただきました」「ありがとうございました」という敬意や感謝を表現できます。

子どものころからしつけられている人は自然にできることですが、しつけられていない人は忘れがちです。

相手から「そのままでもいいですよ」と言われるかもしれませんが、やはりきちんと流しまで持っていくほうが丁寧です。

もちろん状況によっては、そのまま自分が食器を洗うのもありです。

食事を作ってもらった代わりに、洗うのは自分が担当するのもいいでしょう。

おいしい食事を作ってもらったなら、それくらいの配慮はあっていいはずです。

自宅で食事を作ってもらったときの食事マナーです。

日々の食事をおいしく食べる方法(17)
  • 食べ終わった食器は、流しに持っていく。
無性に食べたくなったときのカップラーメンは、最高においしい。

日々の食事をおいしく食べる30の方法

  1. 普通に味わうのではない。
    積極的に味わうのだ。
  2. おいしいものを探すより、おいしく食べる方法を身につける。
  3. おいしいからおいしそうに食べるのではない。
    おいしそうに食べるからおいしくなるのだ。
  4. どんなにおいしい食事も、汚れたテーブルでは台無し。
    おいしい食事は、きれいなテーブルがあってこそ楽しめる。
  5. 食事の所要時間をあと1分伸ばそう。
    おいしさを楽しむ時間が1分長くなる。
  6. 食べる前に「おいしそう」と言おう。
    食べているときは「おいしい」と言おう。
    食べ終わったら「おいしかった」と言おう。
  7. おいしく食べるつもりがないなら、食べるな。
  8. ながら食いは控えよう。
    食事中は、食べることに集中するのが一番。
  9. 料理を食べながら、使われている食材をイメージしよう。
    「肉眼」だけでなく「心の目」でも楽しむ。
  10. 相手の食べ残しが気になったときが大切だ。
  11. 新鮮な驚きや発見は、食べ慣れたものにある。
  12. 「いただきます」を言い忘れたら、食事中に言ってもいい。
  13. 「まずいかな」と思いながら食べない。
    「おいしいかな」と思いながら食べよう。
  14. おいしく感じたら、きちんと「おいしい」と言うことが大切。
  15. 嫌なことばかりの1日であっても、夜においしい食事をすれば、幸せに締めくくれる。
  16. たまには目をつぶりながら食事をしてみよう。
  17. 食べ終わった食器を流しに持っていくまでが食事。
  18. 無性に食べたくなったときのカップラーメンは、最高においしい。
  19. 食が細くなって落ち込む必要はない。
    食の質を上げればいいのだ。
  20. 食事をおいしく楽しむコツは、深呼吸。
  21. 同じ食べ物でも、食べ方が変われば味わいも変わる。
    食べ方の数だけ、食の楽しみが増える。
  22. 料理を作るプロがいるなら、料理を食べるプロもいていいはずだ。
  23. 楽しい雑談は、料理をおいしくする魔法の調味料。
  24. きちんと「香り」も楽しんでいますか。
  25. 走るから食べるのではない。
    食べるために走るのだ。
  26. 調味料を加えることが当たり前になっていないか。
    たまには調味料なしで食べてみよう。
  27. 元気が出ない原因は、食事にあるのかもしれない。
  28. おなかがぺこぺこになったら喜ぼう。
    普段よりおいしく感じるチャンス。
  29. おいしい料理を食べたいなら、おいしい料理を作れるようになればいい。
  30. 最後の一口を、気持ちを込めてきちんと味わう。

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