執筆者:水口貴博

仕事の神様に愛される30の方法

14

長文メールは、嫌われる。喜ばれるのは、3行メール。

長文メールは、嫌われる。喜ばれるのは、3行メール。 | 仕事の神様に愛される30の方法

長文メールを送っていないでしょうか。

「長い文章のほうが詳しい伝えることができる」

「たくさん書いたほうがやる気や熱意が伝わるだろう」

そう考えていると、いつの間にか長々したメールになりがちです。

別に悪気はなく「きちんと伝えたい」という気持ちがあってのことです。

特に真面目な人や完璧主義者は、自分の責任を果たそうとする気持ちから長文メールになる傾向が見受けられます。

しかし、ビジネスシーンにおいて長文メールは嫌われます。

メールを開封した瞬間、大量の文字が目に飛び込んでくると頭がくらくらします。

文章が長ければ長いほど、読むのに気合と集中力が必要になります。

長文ということは読むのが大変ということであり、読むのが大変ということは疲れるということです。

読む前から読む気がなくなってしまいます。

読み切るのに時間もかかって時間泥棒になります。

長文メールに限って、要点がまとめられていません。

要点がまとめられていないから、長々したメールになります。

文章が長い上、読んでも内容がわかりにくく、いらいらしてきます。

先方から「詳しく記載してほしい」という指示があるときは別ですが、普段から長文メールを送るのはイエローカードです。

毎回長文メールを送っていると「この人のメールはいつも長いんだよな」と思われます。

心理的な抵抗が働いて、読むのが後回しにされ、自然とメールのやりとりが遅くなります。

長文メールを送っていると「この人と一緒に仕事をしたくない」と思われるでしょう。

「仕事のできない人」というレッテルを貼られる可能性もあります。

悪いことはあっても、いいことはありません。

ビジネスにおいて、長文メールほど嫌われるメールはないのです。

客観的に自分のメールを確認する方法

「自分はどんなメールを送っているだろうか」

なかなか客観的な確認が難しいときもあるでしょう。

そんなときは、メールボックス「送信済み」のカテゴリをのぞいてみてください。

自分が送信した履歴とメール内容が残っているはずです。

自分では「大丈夫」と思っていても、実際は無意識のうちに長文メールを送っていることが少なくありません。

送信済みのカテゴリをのぞけば、自分が送っているメールを客観的かつ具体的に確認できます。

喜ばれるのは、3行メール

ビジネスで適切なメールとは何か。

心がけたいのは「3行メール」です。

ここで言う「3行」とは、冒頭の挨拶やメール末尾の署名は含めず、メール本文のみを指すものとします。

3行は、さっと読める量です。

一瞬で読めるので、相手の時間を奪うことはありません。

3行にまとめようとすると、内容を簡潔にまとめる必要が出てくるので、意味も伝わりやすくなります。

「短い内容だと相手に失礼ではないか」と思う人もいるでしょう。

物足りないように感じるかもしれませんが、ここはあくまでビジネスです。

ビジネスは、プライベートとは違って「簡潔であること」が最優先です。

通常のメールでは、謝罪する場合を除き、短いものほど好印象です。

毎回3行メールを送っていると「この人のメールはいつも短いよね」と覚えてもらえます。

自然と優先して読まれるようになり、結果として仕事がスムーズに運ぶようになります。

3行メールを心がけていれば、あなたは「仕事のできる人」として認定されます。

仕事の神様に愛される方法(14)
  • 長文メールは避けて、3行メールを心がける。
ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。

仕事の神様に愛される30の方法

  1. 誰よりも早く出社すると、仕事の神様と仲良くなれる。
  2. いい仕事は、寝ることから始めよう。
  3. 仕事のスピードを上げるのは大切。
    仕事に取りかかるスピードを上げるのはもっと大切。
  4. 嫌いな人でも、きちんと挨拶をしよう。
    生理的に受け付けない人でも、挨拶だけはしておく。
  5. 「つまらない仕事」と思うのではない。
    「実は楽しい仕事」と思ってみよう。
  6. 生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になる。
    きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかる。
  7. 神様のお願いを叶える人が、神様から愛される。
  8. 紙にメリットを7つ書き出せば、嫌でもモチベーションが上がる。
  9. 価値のない雑用は1つもない。
  10. 本当に苦手なのか。
    苦手と思い込んでいるだけではないのか。
  11. 手抜きには2種類ある。
    「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。
  12. 仕事の順番は大切。
    ただし、こだわりすぎないこと。
  13. 上司から与えられた仕事だと思うから、やる気が出ない。
    神様から任された仕事だと思えば、やる気が出る。
  14. 長文メールは、嫌われる。
    喜ばれるのは、3行メール。
  15. ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
    余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。
  16. 言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。
  17. 好きなことでも、たまには休憩が必要。
    いくら好きなことでも、毎日は飽きる。
  18. プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。
  19. 偉大な仕事を成し遂げるプロセス。
  20. 「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカード。
  21. 掃除をすると、仕事運が上がる。
    トイレ掃除をすると、もっと仕事運が上がる。
  22. 教えたがり屋に、一流はいない。
  23. 便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。
  24. 仕事をするときは、しっかり仕事をしよう。
    遊ぶときは、しっかり遊ぼう。
    休むときには、しっかり休もう。
  25. 「もっと頑張っている人がいる」というフレーズに潜むリスクとは。
  26. あなたに足りないのは「使命感」。
  27. 二流の人は、年上からしか学べない。
    一流の人は、年下からも学べる。
  28. スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。
  29. 仕事がダメになるのが悪いのではない。
    ふてくされて無気力になるのが悪いのだ。
  30. 「生涯現役」を目指している人に、弱々しい人はいない。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION