執筆者:水口貴博

仕事の神様に愛される30の方法

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教えたがり屋に、一流はいない。

教えたがり屋に、一流はいない。 | 仕事の神様に愛される30の方法

教えたがり屋に注意しましょう。

どの職場・どの教室でも、教えたがり屋が1人や2人いるもの。

「教えてあげるよ」

「ここはこうするんだよ」

お願いしてもないのに突然話しかけてきて、あれこれ教えようとします。

しかも教え方が一方です。

ぐだぐだ話が長い上、説明もわかりにくい。

「教えてもらえるならいいではないか」

そう思うかもしれませんが、実際はどうでしょうか。

現実を見てください。

教えたがり屋に、一流の人はいません。

一流であればあるほど「教えてあげよう」とは言わず「教えてください」と言われます。

人に避けられることはなく、人が集まってきます。

一方、二流や三流であればあるほど、教えたがり屋です。

「教えてください」とは言われず「教えてあげよう」と言います。

人が集まることはなく、むしろ人から避けられます。

教えたがり屋は、二流や三流

悲しい現実ですが、教えたがり屋は、二流や三流です。

教えたがり屋は、スキルもキャリアも人望もありません。

周りから邪魔者として扱われます。

誰も相手にしてくれないので「教える」という口実で、人と関わろうとします。

自信がない自分を慰めようと、教えることで自尊心を満たそうとします。

先輩としての威厳を見せつけ「すごい人」と思われたいので、お願いしてもないのにあれこれ教えようとします。

尊敬もされたいので、苦労話と武勇伝も話し始めます。

教えたがり屋から教わると、間違った情報を教えられるリスクが高まります。

二流や三流なので、内容が曖昧で不正確です。

教えたがり屋は、教えるのも下手です。

話が長いわりに、要点が曖昧でわかりにくい。

話を理解するのが大変で、かえってストレスがたまります。

教えたがり屋と関わっていると、ろくなことになりません。

余計な時間を取られ、なかなか解放させてくれず、自分の仕事が進まなくなります。

間違った情報を教えられたり、ストレスがたまったりなど、さんざんな目に遭うでしょう。

教えたがり屋に、一流はいないのです。

教えたがり屋とは、一定の距離を置く

教えたがり屋とは、一定の距離を置くことです。

本人に悪気はないかもしれませんが、悪影響を最小限に抑えるためにも仕方ありません。

教えたがり屋が近づいてきたら、相手を傷つけないよう、自然な言い訳で逃げましょう。

「お手洗いに行く」「用事を思い出した」「少し体調がよろしくない」などです。

「悪気がないのはわかっているけどごめんなさい」と心の中で謝っておけば、OKです。

教えたがり屋とは、挨拶程度にして、深く関わらないのが正解です。

仕事の神様に愛される方法(22)
  • 教えたがり屋とは、深く関わらないようにする。
便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。

仕事の神様に愛される30の方法

  1. 誰よりも早く出社すると、仕事の神様と仲良くなれる。
  2. いい仕事は、寝ることから始めよう。
  3. 仕事のスピードを上げるのは大切。
    仕事に取りかかるスピードを上げるのはもっと大切。
  4. 嫌いな人でも、きちんと挨拶をしよう。
    生理的に受け付けない人でも、挨拶だけはしておく。
  5. 「つまらない仕事」と思うのではない。
    「実は楽しい仕事」と思ってみよう。
  6. 生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になる。
    きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかる。
  7. 神様のお願いを叶える人が、神様から愛される。
  8. 紙にメリットを7つ書き出せば、嫌でもモチベーションが上がる。
  9. 価値のない雑用は1つもない。
  10. 本当に苦手なのか。
    苦手と思い込んでいるだけではないのか。
  11. 手抜きには2種類ある。
    「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。
  12. 仕事の順番は大切。
    ただし、こだわりすぎないこと。
  13. 上司から与えられた仕事だと思うから、やる気が出ない。
    神様から任された仕事だと思えば、やる気が出る。
  14. 長文メールは、嫌われる。
    喜ばれるのは、3行メール。
  15. ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
    余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。
  16. 言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。
  17. 好きなことでも、たまには休憩が必要。
    いくら好きなことでも、毎日は飽きる。
  18. プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。
  19. 偉大な仕事を成し遂げるプロセス。
  20. 「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカード。
  21. 掃除をすると、仕事運が上がる。
    トイレ掃除をすると、もっと仕事運が上がる。
  22. 教えたがり屋に、一流はいない。
  23. 便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。
  24. 仕事をするときは、しっかり仕事をしよう。
    遊ぶときは、しっかり遊ぼう。
    休むときには、しっかり休もう。
  25. 「もっと頑張っている人がいる」というフレーズに潜むリスクとは。
  26. あなたに足りないのは「使命感」。
  27. 二流の人は、年上からしか学べない。
    一流の人は、年下からも学べる。
  28. スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。
  29. 仕事がダメになるのが悪いのではない。
    ふてくされて無気力になるのが悪いのだ。
  30. 「生涯現役」を目指している人に、弱々しい人はいない。

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