執筆者:水口貴博

アイデア力を鍛える30の方法

28

忙しいことを言い訳にしない。移動時間こそ、アイデアを考える絶好のチャンス。

忙しいことを言い訳にしない。移動時間こそ、アイデアを考える絶好のチャンス。 | アイデア力を鍛える30の方法

「忙しくてアイデアを考える暇がない」

多忙の日々を送っているため、アイデアを考える暇がない人もいるでしょう。

朝から晩まで仕事一色。

たしかに時間がなければ、アイデアを考えることはできません。

アイデアを考えるには、ある程度まとまった時間が必要です。

仕事が忙しい人は、スケジュール調整や段取りの工夫によって、ある程度時間を捻出ねんしゅつする必要があります。

しかし、忙しいことを言い訳にするのはよくありません。

忙しいことを言い訳にしていては、いつまで経ってもアイデアを出せません。

実は、どんなに忙しくても、必ず余裕のある時間があります。

忙しい1日のどこに時間があるのか。

それは「移動時間」です。

どんなに忙しくても、移動時間があるはずです。

学生なら、登下校の移動時間があるでしょう。

会社員なら、通勤の移動時間があるでしょう。

主婦なら、買い物に行くときの移動時間があるでしょう。

移動には、バス・電車などの乗り物に乗ることが多いはずです。

乗り物に乗っている間なら、手帳を開いたりメモを書いたりできるはずです。

歩いて移動することもあるでしょう。

徒歩だとしても、頭の中は自由なので、考え事ができるはずです。

片道30分なら、往復で1時間になります。

この移動時間を利用すれば、ある程度アイデアを考えることができるでしょう。

移動時間は制限時間にもなるため、適度なタイムプレッシャーが得られます。

目的地に到着するまでの間、アイデア発想に集中することで、頭の回転が促されます。

たった15分間でも、しっかり集中すれば、密度の濃い15分を送れるはずです。

また、移動する途中では、さまざまなものを見ることができます。

人・建物・風景など、短時間で数多くの刺激と出会え、アイデアのヒントになるでしょう。

バスや電車の中にある広告から、インスピレーションを得ることもあるはずです。

満員電車であってもいいのです。

ぎゅうぎゅうの満員電車で身動きが取れなくても、頭の中だけは自由です。

誰もあなたの頭の中を邪魔することはできません。

しかも頭の中は、現実世界とは比べものにならないほど、広大な世界が広がっています。

満員電車を避けたいなら、時間をずらせばいいでしょう。

前後に時間をずらせば、人混みから解放されます。

忙しいことを言い訳にしないことです。

忙しいなら、移動時間を利用すればいい。

移動時間も、まとまった時間の1つ。

移動時間こそ、アイデアを考える絶好のチャンスです。

アイデア力を鍛える方法(28)
  • 忙しいことを言い訳にしない。
  • アイデアを考える暇もないほど忙しいときは、移動時間を利用する。
「アイデアが出なかったらどうしよう」と考えない。
「アイデアが出たらどうしよう」と考えよう。

アイデア力を鍛える30の方法

  1. 力を入れると、アイデアが出ない。
    力を抜くと、アイデアが出る。
  2. アイデア発想の3大悪。
    見栄、体裁、プライド。
  3. 「いいね」は、アイデア発想を促す魔法の言葉。
  4. アイデア発想で大切なのは、敵対意識より仲間意識。
  5. 掃除をすれば、アイデアが出る。
  6. 人の目は2つしかなくても、視点は無限にある。
  7. アイデアは、詳細に表現すればいいとは限らない。
    受け手の想像に任せることで、最終的な表現が完成する。
  8. 学歴がなくても、いいアイデアを出せる。
  9. 最低最悪のアイデアから始めるほうが、うまくいく。
  10. 素晴らしいアイデアが出たから、大きな夢を持つのではない。
    大きな夢を持つから、素晴らしいアイデアが出る。
  11. 売れるアイデアを出そうとすると、売れないアイデアしか出ない。
    売れないアイデアを出そうとすると、売れるアイデアが出る。
  12. 元気なときしか出ないアイデアがある。
    落ち込んでいるときしか出ないアイデアもある。
  13. みんなのために考えると、抽象的なアイデアしか出ない。
    1人のために考えると、具体的なアイデアが出る。
  14. アイデアが出てから仕事をするのではない。
    仕事をしながらアイデアを考える。
  15. 3分で思いついたアイデアもあっていい。
  16. アイデアにも、一期一会がある。
  17. アイデアは、出せば出すほど、潤沢になる。
  18. 秀逸なアイデアに限って、変な場所で浮かぶもの。
  19. 小さなアイデアほど、大きな影響力を秘めている。
  20. 秀逸なアイデアが思いつくのは、野球のホームランのようなもの。
  21. 固い頭では、アイデアは出ない。
    柔らかい頭だから、アイデアが出る。
  22. アイデアは、いつでもどこでも思いつける。
  23. アイデアの質は、人によって評価が異なる。
    アイデアの量は、人に関係なく評価される。
  24. プロジェクト名をつけると、名前のとおりに頭が働き始める。
  25. 常識は、守るものではなく、破るもの。
    アイデア発想では、非常識こそ武器になる。
  26. 感動する機会を増やすことで、アイデアのパワーが強くなる。
  27. 他人の価値観で考えていると、アイデアが出ない。
    自分の価値観で考えると、アイデアが出る。
  28. 忙しいことを言い訳にしない。
    移動時間こそ、アイデアを考える絶好のチャンス。
  29. 「アイデアが出なかったらどうしよう」と考えない。
    「アイデアが出たらどうしよう」と考えよう。
  30. 不採用の理由に、アイデアのヒントが隠れている。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION