執筆者:水口貴博

同棲で部屋探しをするときの30のポイント

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同棲を嫌がる不動産屋を安心させる7つの対策。

同棲を嫌がる不動産屋を安心させる7つの対策。 | 同棲で部屋探しをするときの30のポイント

一般的に不動産屋は、同棲を嫌がる傾向があります。

同棲の場合「短期間で退去されやすい」「家賃の滞納トラブルも発生しやすい」などの理由があるためです。

不動産屋も商売です。

営利目的の企業です。

トラブルはできるだけ避けたがるため、同棲の場合、積極的に物件を紹介されない可能性があります。

そのため、同棲の部屋探しで不動産屋に行くなら、不動産屋を安心させる対策を立てておくことが賢明です。

(対策1)
きちんと身だしなみを整えておく

不動産屋に行くときは、身だしなみを整えておきましょう。

基本ですが、重要なポイントでもあります。

人は外見で判断される傾向があります。

清潔感を与える身だしなみを整えておくほうが、信頼感が増して、不動産屋も安心します。

迷ったら、スーツが無難です。

(対策2)
結婚前提・結婚予定を宣言しておく

「結婚前提の同棲です」「来年の春には結婚予定です」など結婚を宣言しておくといいでしょう。

誠実で真剣な交際であるとわかるだけでも、真剣であることが伝わるため、不動産屋を安心させることができます。

また、応援したい気持ちにさせることができれば、物件紹介も積極的になってくれます。

(対策3)
確実に支払い能力のある保証人を立てる

なんと言っても、保証人です。

親が定職に就いているなら、親の名刺を見せるとスムーズです。

保証人が確実に支払い能力のある人物とわかれば、不動産屋に安心感を与えることができるでしょう。

(対策4)
男女双方で保証人を立てる

一般的に保証人は1人ですが、2人にすることも可能です。

男女双方で保証人を立てるようにすれば、二重の保証になるため、不動産屋も安心します。

保証人が2人でなければ、同棲を受け付けてくれない不動産屋もあります。

(対策5)
課税証明書を提示する

支払い能力があることの証明の1つとして、課税証明書の提示も有効です。

課税証明書とは、課税された住民税の金額を証明してくれる公的な書類です。

課税証明書は「収入証明書」「所得証明書」と呼ばれることもあり、収入があることの証明に使えます。

収入は少なくても、自分から提出すれば、契約に誠実であることが伝わるでしょう。

(対策6)
預金通帳を提示する

貯金があるのは、支払い能力の証明だけでなく、金銭の管理能力の証拠にもなります。

心理的に抵抗があるかもしれませんが、有効な手段の1つであるのは間違いありません。

課税証明書と通帳の両方を見せれば、さらに効果的です。

(対策7)
家賃の先払いをする

経済的に余裕があるなら、家賃の先払いも効果的です。

たとえば、3カ月分や6カ月分など、先払いをすれば、滞納トラブルのリスクは低いと判断されます。

同棲で部屋探しをするときのポイント(13)
  • 同棲を嫌がる不動産屋の対策を立てておく。
同棲の部屋探しでは、インターネットが欠かせない。

同棲で部屋探しをするときの30のポイント

  1. 実現させたい同棲をイメージすることは、部屋探しの第一歩。
  2. 同棲する部屋の間取りは「2K以上」が基本。
    理想は「2LDK」。
  3. 安易な理由でワンルームを選ばない。
    ワンルームでの同棲は、理想と現実にギャップがある。
  4. 同棲での家賃の目安とは。
  5. 部屋探しの3大ポイント。
    家賃、場所、間取り。
  6. ずかずか希望を主張するより、譲り合うことも大切。
  7. パートナーの「任せるよ」という一言を過信しないこと。
  8. 結婚するまでの仮の住まいか。
    結婚してからも住み続ける住まいか。
  9. 部屋の希望条件は、口頭だけで伝えないこと。
  10. 一人暮らし用の部屋に黙って同棲するのは、契約違反。
  11. 譲れない条件は、本当に重要なものに限る。
    必要最小限にしておくのが無難。
  12. なぜ不動産屋は、同棲を嫌がるのか。
  13. 同棲を嫌がる不動産屋を安心させる7つの対策。
  14. 同棲の部屋探しでは、インターネットが欠かせない。
  15. 不明点に悩んだら、すぐ問い合わせる。
  16. 不動産屋に行くなら、前もって希望条件を話し合っておこう。
  17. 実家の近くで同棲をするときの思わぬ落とし穴。
  18. 見栄を張って、新築やデザインにこだわるのは危険。
  19. 家賃が低くても、最低限のセキュリティーは必要。
    セキュリティーの5つの最低条件。
  20. 今後増えそうな所有物があるなら、特殊な部屋の選び方が必要になる。
  21. 実家で同棲をするときのメリットとデメリット。
  22. 同棲は、個室さえあればいいわけではない。
    シェアハウスに陥りやすい間取りとは。
  23. できるだけリビングが南向きの部屋を選ぼう。
  24. 不動産屋は、複数回ってもいい。
    小さな不動産屋で、奇跡の物件が見つかる可能性もある。
  25. 担当者に車で部屋まで連れて行ってもらうときの注意点。
  26. 物件情報だけで選ぶのは、失敗をしに行くようなもの。
    現地確認は、例外なく必要。
  27. 賃貸物件は、親にも確認してもらおう。
  28. 部屋の条件だけでは不十分。
    周囲の環境にも目を向ける。
  29. 休憩が、部屋探しの余裕とチャンスをもたらす。
  30. なかなかいい部屋が見つからないときこそ正念場。
    最後まで諦めない。

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