執筆者:水口貴博

子育て上手な親になる30の方法

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親の習慣が、子の習慣になる。

親の習慣が、子の習慣になる。 | 子育て上手な親になる30の方法

私が親を見ながら育ち、今とても感謝していることの1つに、感謝をする習慣を身につけさせてくれたことです。

私の親はちょっとしたささいなことでも「ありがとう」と感謝する習慣があります。

手本である親がそうしていたから、私もそうするのが当たり前だという意識の元で育ちました。

最初は恥ずかしさを感じるかもしれませんが、慣れれば当たり前になります。

感謝しないほうが、違和感を抱くことでしょう。

子どもに命令をするだけの親がいます。

命令だけでは、子どもは素直に従ってくれないでしょう。

「~しなさい」という時点で強制になり、本人の気持ちとは関係なく、やらざるを得ないからやっている状態なのです。

子どもに強制させることで習慣付いたようでも、子どもにしてみれば「親に叱られるからやる」といった理由でしかないのです。

いずれ親の見ていないところでは、そうした強制的な習慣はいとも簡単に崩壊します。

本当に子どもに習慣付いてもらおうと思うなら、なにより手本である親がそうすればいいだけです。

私が親に感謝しているのは、強制的に「~しろ」という命令で育てたことではありません。

親が感謝を習慣としていたから、私もそれにならったことです。

親が当たり前に行っていることは、私もすることが当たり前となり、自然な習慣となっていったのです。

子育て上手な親になる方法(22)
  • 親が手本の習慣を身につける。
「ありがとう」が言えない子どもは、社会に出てから苦労をする。

子育て上手な親になる30の方法

  1. 子どもの一生を決めるのは、親の育て方しだい。
  2. 子どもは、失敗をする天才である。
  3. 教育の基本はとってもシンプル。
    「許す」と「教える」。
  4. 愛のない教育は、子どもにとってむしろ毒となる。
  5. 子どもは、真似の天才である。
  6. チョウを与えるより、虫取りアミを与えるほうがいい。
  7. 子どもは、小さな暴れん坊将軍。
    暴れるのが、お仕事。
  8. たくさんの紙を与えてあげると、子どもの書く力はどんどん伸びていく。
  9. 親の器の大きさが、子どもの器の大きさになる。
  10. 「できなかった話」の前に「できた話」をすること。
  11. 親の言葉遣いが、子どもの言葉遣いになる。
  12. 嫌がることをやらせても、本当に身につかない。
  13. よその子と比べないほうがいい。
  14. 子どもには、全力を出すことだけに意識させればいい。
  15. 子どもから、お金を取り上げてはならない。
    お金の勉強は、学校では教えてくれない。
  16. 遊びも立派な勉強となる。
  17. 親が勉強していると、子どもも勉強したくなる。
  18. 「じゃあ自分たちで、何とかしなさい」
  19. 親も、子どもから学んでいく。
  20. 子どもが生まれて初めて目にする人間関係は、お父さんとお母さんの夫婦関係。
  21. 親が、親の悪口を言ってはいけない。
  22. 親の習慣が、子の習慣になる。
  23. 「ありがとう」が言えない子どもは、社会に出てから苦労をする。
  24. 食事中のお説教はしない。
    せっかくのおいしい食事が台無しになる。
  25. 「うちの子に限って」という考え方はやめよう。
  26. 近所のおじさんおばさんにも、怒ってもらおう。
  27. いらいらしても、子どもの人格や存在は否定しない。
  28. 子どもの欠点を褒めるのは、親の仕事。
  29. 無条件に大切にすることが、愛である。
  30. いずれ自立する子どものために、親は子を育てる。

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