執筆者:水口貴博

子育て上手な親になる30の方法

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愛のない教育は、子どもにとってむしろ毒となる。

愛のない教育は、子どもにとってむしろ毒となる。 | 子育て上手な親になる30の方法

教育とは「許す」と「教える」と言いました。

大切なことをもう1つ挙げると、すべて愛を持って行うようにしていくことです。

体を叩いて痛めつけることで教えるのではなく、愛を持った優しい言葉で教えていくことです。

恐怖や痛みを伴って教えられた教育ほど、子どもの心を曲げてしまう教育はありません。

たとえば次の2つは子どもの失敗への教育ですが、同じ内容のことを教えるだけでもこれほど差が出てきます。

  1. 「大丈夫だよ。今度からは気をつけなさい。次からはこうすればいいよ」という愛を伴った教え方
  1. 顔を平手でばしっと叩いて「なぜそんなことしたの!」という痛みと恐怖による教え方

この2つは同じ内容のことを教えていても、子どもの受け取り方はまったく異なります。

恐怖や痛みを伴った教育では、逆効果です。

痛みや恐怖というストレスが、子どもの心を曲げてしまい、そこから子どもの心が痛んでくるのです。

悪が生まれてくるのです。

愛のない教育は、子どもにとってむしろ毒となります。

子どものことを大切に思い、大事に育てていこうという気持ちが愛へと変わり、教育へと反映されます。

見返りを必要とせず、無条件に子を大切にしようとする愛を前提として教育を行っていくことが必要なのです。

子育て上手な親になる方法(4)
  • 愛を持って、教育する。
子どもは、真似の天才である。

子育て上手な親になる30の方法

  1. 子どもの一生を決めるのは、親の育て方しだい。
  2. 子どもは、失敗をする天才である。
  3. 教育の基本はとってもシンプル。
    「許す」と「教える」。
  4. 愛のない教育は、子どもにとってむしろ毒となる。
  5. 子どもは、真似の天才である。
  6. チョウを与えるより、虫取りアミを与えるほうがいい。
  7. 子どもは、小さな暴れん坊将軍。
    暴れるのが、お仕事。
  8. たくさんの紙を与えてあげると、子どもの書く力はどんどん伸びていく。
  9. 親の器の大きさが、子どもの器の大きさになる。
  10. 「できなかった話」の前に「できた話」をすること。
  11. 親の言葉遣いが、子どもの言葉遣いになる。
  12. 嫌がることをやらせても、本当に身につかない。
  13. よその子と比べないほうがいい。
  14. 子どもには、全力を出すことだけに意識させればいい。
  15. 子どもから、お金を取り上げてはならない。
    お金の勉強は、学校では教えてくれない。
  16. 遊びも立派な勉強となる。
  17. 親が勉強していると、子どもも勉強したくなる。
  18. 「じゃあ自分たちで、何とかしなさい」
  19. 親も、子どもから学んでいく。
  20. 子どもが生まれて初めて目にする人間関係は、お父さんとお母さんの夫婦関係。
  21. 親が、親の悪口を言ってはいけない。
  22. 親の習慣が、子の習慣になる。
  23. 「ありがとう」が言えない子どもは、社会に出てから苦労をする。
  24. 食事中のお説教はしない。
    せっかくのおいしい食事が台無しになる。
  25. 「うちの子に限って」という考え方はやめよう。
  26. 近所のおじさんおばさんにも、怒ってもらおう。
  27. いらいらしても、子どもの人格や存在は否定しない。
  28. 子どもの欠点を褒めるのは、親の仕事。
  29. 無条件に大切にすることが、愛である。
  30. いずれ自立する子どものために、親は子を育てる。

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