執筆者:水口貴博

履歴書を上手に作成する30のポイント

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履歴書は、1回しか読まれないと思ったほうがいい。

履歴書は、1回しか読まれないと思ったほうがいい。 | 履歴書を上手に作成する30のポイント

「よし。履歴書ができた。さっそく、提出しよう」

そう思ったとき、もう一度、自己PRや志望動機を確認してください。

自分は意味がわかっても、相手にとってわかりにくい部分はありませんか。

専門的な言葉、聞き慣れないことわざ、難解な慣用句などです。

難しい言葉を使ったほうが、知性をアピールできると思うかもしれません。

しかし、限度を超えると逆効果です。

どんなに素晴らしい内容でも、難しくて理解してもらえなければ、意味がないのです。

意味がわかってこそ、内容が伝わります。

採用担当者は、あなたの自己PRや志望動機を何度も読むことはありません。

難解な言葉を、貴重な時間を使ってわざわざ調べることはめったにありません。

何度も繰り返して読むほど、採用担当者も暇ではない。

読まれるとすれば、おそらく1回でしょう。

その1回で意味がわからなければ、アウトなのです。

「何だか難しいことが書いてあるな。意味がよくわからない」

内容がわかりにくければ、最後まで読まれない場合さえあり得ます。

社会は、厳しい世界です。

1回しか読まれないことを前提に、自己PRや志望動機などを見直してください。

わかりにくい言葉などは、使用しないのが鉄則です。

すらすら読めて、印象的な内容になるように心がけましょう。

履歴書を上手に作成するポイント(26)
  • 1回しか読まれないことを前提に、わかりやすく、印象的に書く。
複数の応募書類で、うっかりしやすい日付のミスとは。

履歴書を上手に作成する30のポイント

  1. まず手をきれいに洗おう。
    履歴書の作成が気持ちよく始められる。
  2. 締め切りがあるか、必ず確認。
  3. 応募の締め切りを過ぎた企業は、諦めるしかないのか。
  4. 最初に手本を見てから書き始めたほうが、きれいに仕上がりやすい。
  5. 履歴書は、自分の分身。
  6. 履歴書を作成するうえで、まず一番大切なこととは。
  7. 書きたいところから書けばいい。
  8. 集中力は、たった1回の電話やメールで、簡単に失われる。
  9. 心を込めて書いた履歴書は、読む人の心を動かす。
  10. 誤字脱字はなくても、字のずれが目立つなら、書き直したほうが賢明。
  11. 適度な余白は、自信を表す。
  12. 太字と細字が混在する履歴書は、許されるのか。
  13. 書くことがないとき、どうするか。
  14. 履歴書を書くことも、希少な経験の1つ。
  15. 全部書こうとするのは「読まないでください」と言っているようなもの。
  16. 箇条書きや見出しのルールは、統一させる。
  17. 力強いエピソードでも、印象が悪くなる内容なら、表現には要注意。
  18. 履歴書の作成途中で、別のペンに取り換えない。
  19. 資格学校は、学歴や職歴になるのか。
  20. 伝えたいことが、伝わることになっているか。
  21. なぜ履歴書には、結婚や扶養家族に関する項目があるのか。
  22. 写真館を選ぶなら、少しでも評判のいいところ。
  23. スピード写真の写りをよくする3つの工夫。
  24. 写真の切り方は、その人の性格が表れやすい部分。
  25. 本人希望欄には、率直な希望を露骨に書かない。
  26. 履歴書は、1回しか読まれないと思ったほうがいい。
  27. 複数の応募書類で、うっかりしやすい日付のミスとは。
  28. あえて送付状を手書きで作成する方法も、時には有効。
  29. 最終確認は、あえて時間をあけるのがポイント。
  30. 履歴書を面接に持参する場合、添え状は必要か。

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