執筆者:水口貴博

転職活動で注意したい30のポイント

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業種や業界が変われば、年収は下がると考えるのが妥当。

業種や業界が変われば、年収は下がると考えるのが妥当。 | 転職活動で注意したい30のポイント

畑違いの仕事に転職を希望する人もいるでしょう。

たとえば、調理師を目指していた人が、プログラマーを目指すという業種変更。

金融業界にいた人が、ゲーム業界に転職する業界変更です。

業種や業界が変われば、やはり年収が気になるところ。

希望としては、やはり年収も上げたいところでしょう。

もちろんリーダーや管理者など、地位が上がる場合は、業種や業界が変わっても、年収が高くなることはあります。

管理能力は、業種や業界に関係なく、高く評価される傾向があります。

しかし、管理職を除けば、業種や業界が変わると、年収も下がると考えるのが妥当です。

未経験の分野では、1から学び直す必要があります。

今までの実績やキャリアが役立たない場合が多くなるため、年収も下がる傾向があるのです。

不可能ではありませんが、非常に困難であると考えるのが現実的でしょう。

転職で年収アップを目指すなら、今まで培った実務経験と実績を生かせる場を心がけたほうがいいでしょう。

すなわち、同じ業種や業界の中で転職するのが無難です。

これまでの延長であるため、今までのキャリアや実績を生かしやすくなるでしょう。

より難しい業務を、より効率的にこなすことができれば、高い年収を希望しても、面接官を納得させることができるはずです。

できるだけキャリアを多く積み上げたほうが、希少性も高まるため、さらなる転職の希望も見えてくるのです。

転職活動で注意したいポイント(18)
  • 業種や業界が変われば、年収は下がると考える。
異なる業界への転職は、何を心がければいいのか。

転職活動で注意したい30のポイント

  1. 転職活動は、1人きりの戦い。
  2. 既婚者の場合、転職活動の前に必要なのは、説得活動。
  3. 転職に、適齢期はあるのか。
  4. 経歴を丁寧に振り返ろう。
  5. 転職活動は、繁忙期を避けるのがマナー。
  6. 転職における即戦力とは。
  7. 仕事探しと引っ越し。
    どちらを優先したほうがいいのか。
  8. 転職活動でも、OB・OG訪問はできるのか。
  9. なぜ職務経歴書は、パソコン作成が許されるのか。
  10. 学歴が低い人の転職は、難しいのか。
  11. 「転職すればよくなる」と思い込んでいないか。
  12. 求人情報を入手する、5つの方法。
  13. 実務経験や実績が不足していると、転職はうまくいかないのか。
  14. 転職アドバイザーに隠し事をしていると、頼りになる存在でも、十分生かせない。
  15. 転職アドバイザーが変更できることを知らない人が多い。
  16. 大きな労働条件は確認できても、小さな労働条件の確認を怠っていないか。
  17. 異なる業界を安易に選ぶのは要注意。
  18. 業種や業界が変われば、年収は下がると考えるのが妥当。
  19. 異なる業界への転職は、何を心がければいいのか。
  20. 自営業からの転職は、不利なのか。
  21. 求める人物像がわかりにくければ、きちんと問い合わせて確認する。
  22. 体調の悪化が原因で退職した場合、履歴書に書くべきか。
  23. 引き抜きが、よい結果に終わるとは限らない理由とは。
  24. 短期で退職した企業は、職歴に書かなくてもいいのか。
  25. 転職回数が多いと、印象が悪くなるか。
  26. 労働組合の経験者は、転職では不利になるのか。
  27. 年俸で支払う場合は、ボーナスが支給されないのか。
  28. 入社日が「応相談」の場合、どのくらい待ってもらえるのか。
  29. 雇用契約書は、いつ交わされるのか。
  30. 転職活動の結果、今の会社にとどまる選択肢もあっていい。

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