執筆者:水口貴博

転職活動で注意したい30のポイント

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求める人物像がわかりにくければ、きちんと問い合わせて確認する。

求める人物像がわかりにくければ、きちんと問い合わせて確認する。 | 転職活動で注意したい30のポイント

求人情報だけでは、求める人物像がわかりにくいことがあります。

たとえば、求人条件が「サーバーの運用経験者」とあるとします。

運用経験とはいえ、幅があります。

サーバーというのは、Windowsサーバーなのか、Linuxサーバーなのか。

運用経験とは、システムログを取る程度のレベルなのか、細かいシステム設定ができるレベルなのか。

求人の記載だけでは、企業が求める人物像が、正確に把握しにくいときがあります。

だからとはいえ、想像だけで考えるのも誤解を招く原因になります。

こういうときこそ、きちんと問い合わせて確認する姿勢が大切です。

事前に電話やメールで問い合わせましょう。

面接で、直接確認するのもいいでしょう。

企業が求めている人物像を担当者と直接話をすれば、具体的にわかります。

きちんと確認することで、人物像が把握でき、応募すべきか判断しやすくなります。

確認する行為を通して就業意欲が伝われば、採用担当者にも印象深くなるでしょう。

求める条件を多少満たしていなくても「仕事をしながら習得できるだろう」と考え、許容してくれる場合もあります。

確認するだけなら、さほど費用も時間もかかりません。

不明点は放置せず、積極的に解決していきましょう。

転職活動で注意したいポイント(21)
  • 求める人物像がわかりにくければ、きちんと問い合わせて確認する。
体調の悪化が原因で退職した場合、履歴書に書くべきか。

転職活動で注意したい30のポイント

  1. 転職活動は、1人きりの戦い。
  2. 既婚者の場合、転職活動の前に必要なのは、説得活動。
  3. 転職に、適齢期はあるのか。
  4. 経歴を丁寧に振り返ろう。
  5. 転職活動は、繁忙期を避けるのがマナー。
  6. 転職における即戦力とは。
  7. 仕事探しと引っ越し。
    どちらを優先したほうがいいのか。
  8. 転職活動でも、OB・OG訪問はできるのか。
  9. なぜ職務経歴書は、パソコン作成が許されるのか。
  10. 学歴が低い人の転職は、難しいのか。
  11. 「転職すればよくなる」と思い込んでいないか。
  12. 求人情報を入手する、5つの方法。
  13. 実務経験や実績が不足していると、転職はうまくいかないのか。
  14. 転職アドバイザーに隠し事をしていると、頼りになる存在でも、十分生かせない。
  15. 転職アドバイザーが変更できることを知らない人が多い。
  16. 大きな労働条件は確認できても、小さな労働条件の確認を怠っていないか。
  17. 異なる業界を安易に選ぶのは要注意。
  18. 業種や業界が変われば、年収は下がると考えるのが妥当。
  19. 異なる業界への転職は、何を心がければいいのか。
  20. 自営業からの転職は、不利なのか。
  21. 求める人物像がわかりにくければ、きちんと問い合わせて確認する。
  22. 体調の悪化が原因で退職した場合、履歴書に書くべきか。
  23. 引き抜きが、よい結果に終わるとは限らない理由とは。
  24. 短期で退職した企業は、職歴に書かなくてもいいのか。
  25. 転職回数が多いと、印象が悪くなるか。
  26. 労働組合の経験者は、転職では不利になるのか。
  27. 年俸で支払う場合は、ボーナスが支給されないのか。
  28. 入社日が「応相談」の場合、どのくらい待ってもらえるのか。
  29. 雇用契約書は、いつ交わされるのか。
  30. 転職活動の結果、今の会社にとどまる選択肢もあっていい。

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