執筆者:水口貴博

就職活動の30の噂と真実

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グループディスカッションで司会者になれば、評価を得やすいのか。

グループディスカッションで司会者になれば、評価を得やすいのか。 | 就職活動の30の噂と真実

結論から言えば、YESでもNOでもあります。

まず、評価が得られるのは、司会者に適した素質がある場合です。

司会者は、グループディスカッションの中で最も目立つ立場です。

誰より注目が集まり、強い発言権もあります。

その結果、リーダーシップや配慮を表現しやすくなるのです。

司会者に適した素質があれば、リーダーシップや配慮などもよく目立つため、評価も得やすくなるのです。

では、誰でも司会者になればいいのかというと、それは違います。

司会者に、適した素質がなければ、逆に失敗が目立ちます。

最も目立つ立場であるゆえに、リーダーシップや配慮などがなければ、低い評価につながるはずです。

採用どころか、かえって不採用の確率を上げてしまうのです。

誰でも司会者になればいいわけではありません。

大切なのは、適材適所。

グループディスカッションは、人単位ではなく、グループ単位で評価される傾向があります。

自分のことだけを考えるのではなく、グループ全体のことを考えましょう。

適した素質のある人が司会者を担当するほうが、グループ全体としての評価も上がります。

就職活動の噂と真実(28)
  • 司会者への立候補は、自分の素質を見極めたうえで、慎重に判断する。
面接中トイレに行くと、確実に不採用なのか。

就職活動の30の噂と真実

  1. 不細工は、選考に不利なのか。
  2. 整った顔立ちは、採用に有利なのか。
  3. 太っている人は、選考に不利なのか。
  4. 身長は、選考に影響するのか。
  5. 体育会系は、就職活動に有利なのか。
  6. 運転免許証の有無は、選考に影響するのか。
  7. ITやパソコンが苦手な人は、就職活動に影響するか。
  8. 一人暮らしは、選考に不利なのか。
  9. 目立つ傷痕は、採用に影響するか。
  10. 学生結婚は、就職に不利になるのか。
  11. 両親の離婚や母子家庭は、選考に影響するのか。
  12. 地元の学校に通う学生のほうが、就職に有利なのか。
  13. 非上場の企業は、不安定と考えていいのか。
  14. 資本金が大きい企業ほど、安定しているのか。
  15. アルバイトの経験がないと、選考が不利になるのか。
  16. ゼミに入っていないと、就職が不利になるのか。
  17. 浪人の経験は、就職に不利なのか。
  18. 留学経験は、就職活動に有利なのか。
  19. 学歴によるフィルターは、存在するのか。
  20. 4年制大学の学生は、一般職に不利なのか。
  21. 大学院への進学は、就職に不利なのか。
  22. OB・OG訪問で話した内容は、採用担当者に報告されているのか。
  23. 「説明会は選考に関係ありません」という触れ込みは、本当なのか。
  24. 説明会のキャンセルは、選考に影響するのか。
  25. スピード写真を使うと、選考で不利になるのか。
  26. 履歴書の提出日が、選考に影響する場合もあるのか。
  27. 方言は、選考で不利になるか。
  28. グループディスカッションで司会者になれば、評価を得やすいのか。
  29. 面接中トイレに行くと、確実に不採用なのか。
  30. 面接官が急に優しくなるのは、不採用の前触れなのか。

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